麦茶の栄養価と保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?

麦茶は正しい保存方法で保存してください。

麦茶は、焙煎した大麦の種子を煎じて作った美味しい飲み物です。

地方の一部では麦湯(むぎゆ)とも呼ばれています。

麦茶は、大麦の種子を煎じたものです。

麦茶にはカフェイン成分が含まれていないので、赤ちゃんや幼児が飲むのにも適しています。

メーカーの麦茶商品には、紅茶やウーロン茶の粉を混ぜたタイプもあります。

通常は麦茶に含まれていないカフェインやタンニンを含んでいる商品もあるので、妊娠中のママ・赤ちゃんは注意が必要です。

夏は冷やした麦茶が良く飲まれます。

初夏は大麦の収穫期なので夏の麦茶は新鮮で美味しいですね。

6月1日は「麦茶の日」です。

6月1日が「麦茶の日」だと定めたのは「全国麦茶工業協同組合」です。

1986年の昭和61年に「全国麦茶工業協同組合」定めて、日本記念日協会が認定・登録しています。

6月1日を「麦茶の日」とした由来は、麦茶の季節の始まりであるためです。

「全国麦茶工業協同組合」が、6月が麦茶の原料である大麦の収穫始めであるので6月の始めのきりの良い日を記念日としました。

 

次に、麦茶のことや常温・冷蔵・冷凍保存方法の紹介をします。

 

麦茶

 

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麦茶の栄養成分は、カルシウム2mg・リン1mg・カリウム6mg・ナトリウム1mg・亜鉛0.1mgなどです。

麦茶はバクテリアの定着&固着を予防するとされています。

麦茶には、虫歯や歯周病など歯科疾患の主な原因であるミュータンス菌の菌膜生成を阻害する働きもあります。

麦茶には、アルキルピラジンという成分が入っています。

アルキルピラジンは血液をサラサラの状態へ導いてくれる効果があります。

麦茶には 血液粘度を低下させる効果も期待されています。

麦茶には、胃の粘膜を保護する働きがあります。

麦茶は、夏場の疲れた胃には優しい飲み物ですね。

 

麦茶の常温での保存方法

 

麦茶の保存方法では常温保存はおススメできません。

昔から、煮出してから1晩置いた麦茶は酸化していると言われています。

一晩おいて酸化した麦茶は、乳幼児や妊婦にはおススメできません。

気温が高い夏場は酸化するだけでなく腐る可能性があります。

常温保存の環境や麦茶の状態や、水出し麦茶なのか煮出した麦茶なのかによって状態は変わります。

春・夏・秋の暑い時期は常温保存で1日置いておくのは危険だと考えられます。

 

麦茶の冷蔵・冷凍の保存方法

 

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麦茶の保存方法では、冷蔵保存・冷凍保存が安全です。

煮出し麦茶は、煮出してからスグに麦茶を冷やすこと(粗熱をとる)で細菌が繁殖しにくくなります。

煮出した麦茶の粗熱を取ったら、熱湯で消毒したポットなどの保存容器に入れて冷蔵庫で冷蔵保存してください。

煮出した麦茶の冷蔵保存の消費期限は2~3日程度です。

麦茶を冷凍保存しても美味しく飲めます。

キューブ上に凍らせて、冷蔵保存した麦茶に入れて飲めば美味しくいただけます。