豆腐の保存方法と栄養 常温、冷蔵、冷凍で保存できる?

低カロリーで栄養成分に優れた豆腐は美味しいですね。

豆腐の上手な保存方法を知っていればいつまでも美味しく食べられます。

豆腐には良質たんぱく質や必須アミノ酸・ビタミンB1・ビタミンE・カルシウム・亜鉛・カリウムなどを豊富に含んでいます。

リノール酸をなどの脂質はコレステロールの代謝に役立ちます。

畑の肉ともいわれる、味噌・醤油・納豆・あげ・湯葉などの加工食品と共に日本人には欠かせない食品です。

豆腐は動脈硬化・高血圧・心臓病・骨粗鬆症の生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待されています。

豆腐で最も注目されているのは「大豆イソフラボン」と「大豆たんぱく質」です。

ポリフェノールの一種の大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをする抗酸化作用が強い成分です。

大豆たんぱく質の働きには、食事で摂取した油脂やコレステロールを体外へ排出する働きがあります。

体脂肪率の低下が期待できる低カロリー食品です。

 

次に、豆腐の保存方法を紹介します。

 

豆腐の常温保存

 

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気温が低い冬季であれば豆腐を常温保存できますが、夏季の常温保存には注意が必要です。

冬季や秋季であれば1日程度の常温保存ができます。

夏季や春季では菌が繁殖しやすくなります。

夏季や春季では購入して長時間経過したら食べないようにしてください。

充填タイプで完全密封式の豆腐であれば少しは保存できますが安心は禁物です。

豆腐は必要な分だけ購入して、その日のうちに食べるのが適切です。

 

豆腐の冷蔵保存

 

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豆腐を冷蔵保存して食べている人も多いと思います。

完全密封式の充填豆腐であれば長期間保存できるタイプもあるようです。

完全密封式の豆腐でも開封したらすぐに食べてください。

開封した豆腐でも密封式のタッパーの水に沈めて冷蔵庫で保存すれば美味しく食べられます。

タッパーの水は毎日交換するのを忘れなければ1~2日は美味しく食べられるようです。

心配な時は火を通して食べてください。

 

豆腐の冷凍保存

 

豆腐は冷凍保存すれば長期間食べられます。

豆腐を冷凍保存した場合、常温保存や冷蔵保存したような食感では食べられません。

豆腐を冷凍保存すれば高野豆腐のようにスポンジ状になります。

豆腐を凍結させることで豆腐の組織が壊れることが原因です。

冷凍保存した豆腐は、冷ややっこや味噌汁の具としては向きません。

スポンジ状になって味がしみこみやすくなるので煮物料理・炒め料理などに向いています。

豆腐は冷凍して食感が変わっても栄養成分やカロリーは同じです。

冷凍保存した豆腐であれば1ヶ月程度は食べられます。