さつまいもを茹でたら黒いけど食べてもOK?変色する原因
「さつまいも」を茹でたら黒いのが気になりませんか。
「さつまいも」を蒸すと黒くなるのと理由は同じです。
「さつまいも」に含まれている成分のポリフェノール類による作用です。
さつまいもの漢字表記は「薩摩芋」になります。
ヒルガオ科サツマイモ属のお芋です。
さつまいもの別名には、「甘藷(かんしょ)」・「唐芋(からいも)・「琉球薯(りゅうきゅういも)」などがあります。
英語圏では、サツマイモのことはスイートポテトやヤムなどと呼ばれています。
さつまいもの原産地は南アメリカ大陸だとされています。
南アメリカ大陸に来ていたスペイン人やポルトガル人により東南アジアに伝えられました。
フィリピンのルソン島から中国を経て1597年に宮古島へ伝わりました。
17世紀の初め頃に琉球・九州に伝わり、その後八丈島や本州と伝わりました。
女性に人気の美味しいさつまいもは栄養成分も豊富です。
さつまいもを食べて健康・美人になりませんか。
次に、「さつまいも」の概要・「さつまいも」を茹でたら黒い理由や「さつまいも」を蒸すと黒くなる理由・さつまいもの栄養成分などの紹介をします。
さつまいも
さつまいもの人気の品種には、「ベニアズマ」・「ベニコマチ」・「紅赤(べにあか)」・「金時」などがあります。
さつまいもにはでんぷん原料用の品種の「シロユタカ」・「シロサツマ」・「コガネセンガン(黄金千貫)」などもあります。
天然着色料の原料の品種もあります。
「七福人参」・「琉球紫」・「パープルスイートロード」などです。
さつまいもは甘くて栄養成分も豊富です。
スィートポテトを作って子供やお友達と食べませんか。
さつまいもを調理していると黒くなることはありませんか。
さつまいもを茹でたら黒いのが気になる人も多くいます。
さつまいもを蒸すと黒くなるので、食べられるのだろうかと心配になる人もいるようです。
さつまいもに含まれている成分の影響で黒くなりますが健康には影響はありません。
さつまいもが黒くなるのは「ポリフェノール類」の影響です。
さつまいもが黒くなる原因
さつまいもを切ると、切り口が黒や緑色に変色することがあります。
さつまいもを茹でたら黒いと気になりますね。
さつまいもを蒸すと黒くなることがあります。
黒くなったさつまいもは食べられるのか気になりますね。
黒くなると腐っているのでは時になります。
腐っているときと腐っていないときの見分け方を紹介します。
腐っているときには次のような状況になります。
・酸っぱいような臭いがする
・皮が黒く変色している
・ベトベトしている
・柔らかい
・カビが生えているなどです。
さつまいもを切ったときに黒く変色したり、茹でたり蒸した後に黒くなるのはさつまいもに含まれている成分の影響なので問題ありません。
黒く変色させる成分はポリフェノールオキシターゼです。
ポリフェノール類のポリフェノールオキシターゼの作用で酸化して黒く変色します。
アク抜きで変色防止
さつまいもを切ると切り口が黒くなることがあります。
さつまいもを茹でたら黒いので黒い部分を切り取って食べたという人もいます。
さつまいもを蒸すと黒くなるので困っている人もいます。
さつまいもが黒くなるのは腐ったのではなくてポリフェノール類のポリフェノールオキシターゼの作用です。
健康には問題ないので黒い部分も食べられます。
黒くなることを避けるには、さつまいもを切った瞬間に“水につけてアク抜き”をします。
さつまいもが切ってスグに黒くなるのは古いさつまいもです。
新鮮なさつまいもであれば切ってスグに黒くなることはありません。
切る前から黒くなっているのは低温障害で変色していることが多いようです。