寒玉キャベツの旬な時期、栄養、食べ方、保存方法

寒玉キャベツは、主に夏に種をまいて冬に収穫する品種になります。

寒玉キャベツは冬キャベツとも呼ばれています。

寒玉キャベツは、形が扁平(楕円)で葉と葉の間には隙間がなくて重いですね。

葉は硬くて厚く中は薄緑になっています。

寒玉キャベツと春キャベツ(新キャベツ・春玉)との違いは、形や葉の巻き方などです。

春キャベツは形が丸くて小さく葉の巻き方が緩いのが特徴です。

葉は薄くて柔らかく中まで黄緑色です。

水分が多く甘味があるので、サラダなどの生食に向いています。

春キャベツは加熱調理するとベチャベチャになるので、炒め物には向いていません。

 

次に、寒玉キャベツの旬・寒玉キャベツの栄養・寒玉キャベツの食べ方・寒玉キャベツの選び方と保存方法などの紹介をします。

 

寒玉キャベツの旬

 

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冬キャベツとも呼ばれる寒玉キャベツの旬は冬期です。

11月頃から2月頃までが旬になります。

キャベツは本来は地中海沿岸の冬の野菜です。

日本には春に収穫されるキャベツ・夏に高原で収穫されるキャベツなどいろいろな品種があります。

日本で栽培されているキャベツには、寒玉キャベツ・春キャベツの他にも高原キャベツ・グリーンボール・レッドキャベツ・芽キャベツ・サボイキャベツなどがあります。

次に、寒玉キャベツの栄養・寒玉キャベツの食べ方・寒玉キャベツの選び方や保存方法などの紹介をします。

 

寒玉キャベツの栄養

 

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寒玉キャベツの旬は、11~2月頃までになります。

寒玉キャベツに含まれている栄養成分は、ビタミン類・ミネラル類と食物繊維になります。

ビタミン類では、ビタミンCとビタミンKが豊富に含まれています。

ビタミンCは、風邪予防・疲労回復・肌荒れ改善に効果が期待できます。

ビタミンKは、血液の凝固促進・骨の形成をサポートします。

キャベジンの薬などに含まれているビタミンUも含まれています。

ビタミンUは、胃・十二指腸などへの抗潰瘍作用や、潰瘍予防に効果があります。

寒玉キャベツにはジアスターゼも含まれています。

ジアスターゼは、デンプン分解酵素なので消化を助けて胃酸過多・胃もたれ・胸やけの改善に役立ちます。

寒玉キャベツの食べ方では、生食と加熱料理のどちらで食べても美味しいですね。

寒玉キャベツは甘味があるので、サラダやロールキャベツなどで食べられます。

寒玉キャベツは火が通ると甘くなる特徴があるので、炒め物でも美味しく食べられます。

次に、寒玉キャベツの選び方や保存方法を紹介します。

 

寒玉キャベツの選び方・保存方法

 

寒玉キャベツの旬は冬期になります。

寒玉キャベツにはビタミンC・ビタミンK・ビタミンUなどの栄養成分が含まれています。

寒玉キャベツはサラダや加熱料理などの食べ方があります。

寒玉キャベツの選び方のポイントは、ズッシリと重みがあるものにしてください。

外葉は鮮度の目安になるので、シッカリとした瑞々しい外葉が付いたままの物を選びます。

古いキャベツになるほど外側の葉がしなびて色あせています。

外葉が無く白っぽい玉のキャベツは、古くなっているか、外葉が虫で傷んだか、搬送で傷んだなどが考えられます。

キャベツの軸の切り口が新しいかどうかもチェックしてください。

切り口が太すぎるのは、葉の硬い軸の部分も多いようです。

寒玉キャベツの保存方法は、ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存します。

キャベツが呼吸出来るように袋の口を緩く閉じてください。

野菜室で保存した丸のままのキャベツはかなり日持ちします。

軸の部分をくり抜いてから水をたっぷり含ませたキッチンペーパーなどを詰めて、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すれば1ヶ月程度は食べられるようです。

くり抜いた穴に入れたキッチンペーパーは、小まめに新しい物に取り換えるのがポイントです。