すももの旬な時期、栄養価、簡単な食べ方、保存方法
すももの美味しい食べ方や簡単なすももの保存方法を知っていれば、瑞々しい美味しい果物を楽しめます。
すももはバラ科サクラ属の落葉小高木の果実になります。
すももを漢字表記すると「李」・「酢桃」になります。
すももという和名の由来は、桃に比べて酸味が強いことが理由のようです。
英語ではアジアンプラム・ジャパニーズプラムなどと呼ばれています。
すももの別称に「ハダンキョウ」・「ハタンキョウ(巴旦杏)」などもあります。
和歌にも詠まれる程、すももは古くから日本に伝わっています。
農園で栽培される他、自生しているすもももあります。
すももの代表的な品種には、「ケルシー」・「紫峰」・「月光」・「貴陽」・「秋姫」・「いくみ」・「大石早生」・「ソルダム」・「サンタローザ」・「メスレー」・「太陽」・などがあります。
次に、すももの栄養・すももの食べ方や簡単なすももの保存方法などの紹介をします。
すももの栄養
すももに含まれている栄養成分は、ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などです。
ビタミン類は、カロテン・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビタミンCなどです。
ミネラル類は、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄などです。
すももにはクエン酸などを多く含んでいるので疲労回復が期待できます。
すももには、整腸作用や便秘改善などの腸内環境を改善する水溶性食物繊維が含まれています。
含まれているカリウムにはナトリウムを排泄する働きがあります。
カリウムは、高血圧改善や筋肉の働きをサポートします。
次に、すももの美味しい食べ方・簡単なすももの保存方法などの紹介をします。
すももの旬とすももの美味しい食べ方
すももはバラ科なので桃とは違う種類の植物です。
「プラム」と「プルーン」の使い分けにはいろいろな説があるようです。
一般的には中国原産の生すもも類をプラムと呼んで、生の西洋すもも類とドライフルーツやペースト状の西洋すももをプルーンと呼んでいるようです。
すももの旬は品種によって違います。
安くて美味しいすももの旬は6月中旬~8月中のようです。
大石早生は5~6月が旬になります。
秋姫は9月頃が旬になります。
10月頃を旬とする峰満イエローなどもあります。
すももの食べ方では丸かじりがおススメです。
すももの皮にはポリフェノールなどの栄養成分がたくさん含まれています。
すももは、タルトのトッピング・ジャムにしてヨーグルトと一緒に・シャーベットやムースやスムージーにしても美味しく食べられます。
次に、簡単なすももの保存方法を紹介します。
すももの保存方法
すももの食べ方では丸かじりをおススメします。
簡単なすももの保存方法を知っていれば、瑞々しい美味しいすももを楽しめますね。
すももの保存方法では乾燥対策がポイントです。
乾燥しないように新聞紙などで包んでから袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
青く未熟なすももは室温で追熟させてください。
青いすももが赤みを帯びて香りが立ってきたら美味しくなった証拠です。