焼肉や油物の食べるとすぐに下痢、腹痛、吐き気がする理由、対処法
食後に下痢をする人がいます。
油物を食べると下痢をする人や、焼肉を食べると下痢する人など、焼き肉を食べてすぐに腹痛になる人もいます。
油ものを食べて腹痛・下痢を予防する対処法はあるのでしょうか。
食後に下痢をする原因の一つに過敏性腸症候群があります。
過敏性腸症候群が慢性化すると、ストレスが強い状態で食事を摂ると腹痛や下痢症状が現れるようです。
過敏性腸症候群の症状が重い人は、食事のたびに下痢をするようになります。
人は「胃・大腸反射」という仕組みを持っています。
食べて胃が膨らむと腸が連動してぜん動運動が起こる仕組みになっているようです。
普通の人は、食べると便意を催します。
過敏性腸症候群の人は、あらゆる刺激に弱くて「胃・大腸反射」の影響が大きくでてぜん動運動が激しくて下痢になります。
過敏性腸症候群を原因とした下痢は痛みを伴うのが基本です。
もし、痛くない下痢が続いているようであれば他の病気の疑いがあるので病院での検査をおススメします。
普通の食事では腹痛や下痢がないのに、油物の料理を食べると腹痛や下痢があるのは過敏性腸症候群ではありません。
次に、油物を食べると腹痛・下痢を起こす・焼肉を食べると下痢やすぐに腹痛がある・油ものを食べて腹痛・下痢を起こす場合の対処法などの紹介をします。
油物を食べると腹痛・下痢
油物を食べると腹痛・下痢を起こす原因には、胆石が影響する場合・膵炎の可能性が考えられる場合・油に問題がある場合が考えられます。
胆石が影響している場合を紹介します。
油物を食べて腹痛や下痢を起こす人で、
・みぞおちや上腹部に痛みを感じる人
・背中や胸まで痛みが広がる
・じんわりした痛みではない
・突然激しい腹痛が起きるなどの人は胆石が影響している場合があります。
胆石は油物の食事の影響で、胆汁の成分が結晶化した石です。
胆汁は肝臓でつくられて堪能に貯蔵されています。
食事をすると胆嚢から十二指腸に胆汁が送られます。
胆汁が通る道を胆石が塞ぐことで激しい痛みが発生します。
食事をして激しい痛みがある人は病院での検査をおススメします。
次に、膵炎の可能性がある焼肉を食べると腹痛がある人・油ものでの腹痛・下痢の対処法などの紹介をします。
膵炎の影響
油物を食べて下痢はないけど上腹部が激しく痛い人は膵炎の疑いがあります。
膵臓で作られる膵液は食事をしたときの消化吸収に関係しています。
膵炎には急性膵炎と慢性膵炎があります。
急性膵炎は食後に突然上腹部に激痛が現れます。
慢性膵炎は、食後数時間してから上腹部・腰背部に痛みがでたり・吐き気・嘔吐・全身倦怠感・腹部膨満感などの症状がでます。
次に、焼肉を食べて腹痛・下痢がすぐした場合、油もので腹痛・下痢がでる対処法の紹介をします。
油に問題あり
油物を食べて腹痛・下痢・頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感などの症状がある。
焼肉を食べると腹痛・下痢がすぐあった。
腹痛や下痢の原因として、油に問題がある場合があります。
油は、光・熱・金属などの作用で酸化します。
酸化すると、色調変化・異臭・有害物質などがでます。
有害物質を含んだ油で調理したものを食べると、腹痛・下痢・頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感などの症状がでます。
劣化油は使ってはいけません。
油は正しく保管しなければ劣化します。
油ものを食べて腹痛・下痢を起こす人の対処法は、病院での検査を受けることです。
胆石や膵炎の治療をしながら食事療法をしてください。
油は劣化しないように正しい保管方法を守ってください。