梨と食べ合わせが悪い食べ物、飲み物と原因、理由
梨との食べ合わせが悪い食べ物には「でんぷん質」が多いものになります。
瑞々しい梨を美味しく食べるときには「でんぷん質」が多いものは避けたほうが良さそうですね。
梨はバラ科ナシ属の果物です。
梨には、和梨・中国梨・洋梨の3つがあります。
日本で「梨」といわれる果物は一般的に「和梨」のことです。
和梨の原産地は中国だとされています。
梨の品種には、
・赤穂・独逸・早玉・八雲・翠星・明月・市原早生・今村秋・長十郎・青長十郎
・青竜・武蔵・二十世紀・六月・早生長十郎・菊水・祇園・早生二十世紀・須磨
・駒沢・愛宕・筑水・丹沢・豊水・早生赤・太白・幸水・新水・旭・多摩・晩三吉などがあります。
次に、梨と食べ合わせが悪い食べ物や梨の栄養成分と効能などの紹介をします。
梨の栄養成分
梨との食べ合わせが悪い食べ物は「でんぷん質」が多い食べ物だと言われています。
梨の栄養成分には、アスパラギン酸・ソルビトール・プロテアーゼ・カリウムなどがあります。
アスパラギン酸は、夏バテや疲労回復に役立つアミノ酸の一種になります。
梨100g中にはアスパラギン酸が140mgも含まれています。
ソルビトールは甘く冷涼感のある糖アルコールです。
ソルビトールは咳止めや解熱効果があるとされています。
プロテアーゼは、タンパク質を分解する消化酵素になります。
梨の果汁を調理に使えば肉を柔らかくできます。
肉料理の食後のデザートに梨を食べれば消化を助けます。
梨にはカリウムも多く含んでいます。
カリウムは体内のナトリウムの排泄に役立ちます。
高血圧症の人にはカリウムを多く含む梨をおススメします。
でんぷん質
梨との食べ合わせが悪い食べ物には「でんぷん質」が多いものと言われています。
梨とでんぷん質が多い食べ物の組み合わせが悪いのはどうしてでしょうか。
梨などの果物は、比較的消化器系をスムーズに通過する食べ物だとされています。
デンプン質が多い食べ物は、体内で分解されるのに長い工程が必要になります。
でんぷん質が多い食事の後のデザートに梨を食べると、でんぷんと一緒に胃にとどまって胃の中で腐敗することがあるようです。
梨は食後に食べるよりも、食前の30分~1時間前に食べるほうが良さそうです。
パン・うどん・パスタ
梨との食べ合わせが悪い食べ物はでんぷん質の食べ物になります。
梨との組み合わせが悪い食品には、ご飯・パン・うどん・蕎麦・パスタなどの主食類があります。
さつまいも・ジャガイモ・里芋などの芋類もでんぷん質が多いので注意が必要です。
野菜類でも注意が必要な種類があります。
カボチャ・玉ねぎ・トマト・なすび・ブロッコリー・アスパラガス・カリフラワー・にんじん・たけのこ・キャベツなどの野菜も梨との食べ合わせには注意が必要です。