ベトナムコーヒーはなぜ練乳、コンデンスミルクを入れる?味の特徴
ベトナムコーヒーを飲んだことがありません。
ベトナムコーヒーにはコンデンスミルク(練乳)を入れて飲むと聞きますが本当でしょうか。
ベトナムコーヒーには、どのような味や特徴があるのか知っていれば役立ちそうです。
ベトナムコーヒーに入れられるコンデンスミルクは加糖練乳のことです。
加糖練乳は通常は「練乳」と呼ばれることが多いようです。
加糖練乳の英語表記は「condensed milk(コンデンスミルク)」です。
加糖練乳(コンデンスミルク)は、牛乳に糖分を加えて濃縮させた粘度の高い液状のミルクです。
砂糖を加えないで精製した無糖練乳もありますが、「練乳」と呼ぶ場合には加糖練乳を指すことが多いようです。
次に、ベトナムコーヒーのこと・ベトナムコーヒーと練乳・ベトナムコーヒーの味と特徴などの紹介をします。
ベトナムコーヒー
ベトナムコーヒーとは、ベトナム(式)コーヒーのことです。
ベトナムの伝統的なコーヒーの淹れ方に、ベトナムカフェや、ベトナムカフェオレがあります。
ベトナムコーヒーは、深めに煎った豆をフランス式のフィルターで抽出してからコンデンスミルク(練乳)を加えて飲みます。
ベトナム語でのコーヒーは、フランス語と同じように「カフェ」と呼びます。
ベトナムはフランスの植民地だったことから、ベトナム式のコーヒーはフランスの手法を取り入れた飲み方になります。
ベトナム式のコーヒーでは、深煎りしてコーヒーミルで粗めに挽きます。
バターやチョコレートのフレーバーをつけることもあるようです。
ベトナムコーヒーの味の特徴
ベトナムコーヒーにはコンデンスミルク(練乳)入れて飲みます。
ベトナムコーヒーの味や特徴は、フランス伝統の組み合わせ式フィルターを使って淹れることと練乳の影響が大きいようです。
ベトナム式コーヒーのフィルターは3重の構造なので、コーヒーの粉が孔を塞いで簡単には湯が通りません。
コーヒーの抽出には5~10分程度の時間がかかり濃く抽出されます。
濃いコーヒーのままでは非常に苦いので、ミルクコーヒーにして飲みます。
ミルクコーヒーにするときにベトナムコーヒーでは、生乳ではなくコンデンスミルク(練乳)を使います。
コンデンスミルク(練乳)は、あらかじめカップの底が見えなくなる量敷いておきます。
コンデンスミルクの上からコーヒーを淹れて、飲む際にスプーンでかき混ぜます。
濃いベトナムコーヒーにコンデンスミルク(練乳)を入れるので味が濃厚になります。
ベトナムコーヒーの味の特徴は、濃厚で甘くてコーヒーキャンディーをなめている時に近い感覚です。
ベトナムコーヒーの特徴
ベトナムコーヒーはコンデンスミルク(練乳)を入れて飲むコーヒーとして知られています。
ベトナムコーヒー濃厚な味は、特徴的な淹れ方にあります。
ベトナムコーヒーを味わう器具やコーヒーの分量などを紹介します。
ベトナムコーヒーを味わうのに必要な器具は、
・ベトナム式コーヒー用フィルター
・グラス
・細口ドリップポットになります。
ベトナムコーヒーでは、フィルターをグラスに乗せたまま提供されます。
ベトナムコーヒーに適したコーヒーの分量は、コーヒー1杯分の目安が、コーヒー粉12~15gに対してお湯が120cc程度です。
コンデンスミルク(練乳)はコーヒー1杯当たり20~25gになります。