長ネギの保存方法と栄養 常温、冷蔵、冷凍で保存できる?

長ネギの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。

長ネギには、青ネギと根深ネギがあります。

青ネギとは関西主流の細長い葉ネギのことです。

根深ネギとは関東主流の太くて白い部分が多い長ネギのことです。

長ネギの主な栄養素は、カルシウム・葉酸・ビタミンA(カロチン)・ビタミンC・カリウムなどです。

長ネギには玉ねぎやニンニクに含まれている硫化アリルという成分が含まれています。

硫化アリルにはビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。

長ネギを使った民間療法では風邪薬としての利用が多いですね。

長ネギは風邪薬として古くから愛用されています。

小さい頃にネギ湯を飲んだ人もいるのではないでしょうか。

ミジン切にした長ネギの白い部分とすりおろしたショウガを熱湯に入れて飲みます。

ネギ湯が苦手な人は、ネギをたっぷり入れた味噌汁を飲めば同じ効果が得られます。

風邪でのどが痛むときや鼻づまりケアに長ネギを使用する民間療法もあります。

長ネギは美味しく食べられるだけでなく風邪対策にも役立つ野菜です。

正しい保存方法を知れば長く役立ちます。

 

次に、長ネギの保存方法の紹介をします。

 

長ネギの常温での保存方法

 

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市販されている長ねぎは外皮をむいて根を落としてあります。

長ネギは土をつけたままの方が長持ちする野菜です。

土がついたまま新聞紙で包んで日の当たらない風通しが良い場所に保存してください。

冷暗所で保存するときのポイントは立てて保存することです。

新聞紙に包んで紙袋などに入れて壁に斜めに立てかけて保存すればOKです。

長ネギが育った環境と同じように斜めに立てかけることで長持ちします。

長ネギの常温での保存方法では土の中に埋める方法があります。

日の当たらない場所で白い部分を土の中に埋めます。

土の中に埋める方法であれば1ヶ月程度は食べられます。

 

長ネギを冷蔵庫で保存

 

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長ネギは冷蔵庫でも保存できます。

そのまま新聞紙に包んで保存する方法と、刻んで密封容器に入れて保存する方法があります。

冷蔵庫で保存するときには、長ネギを湿らせた新聞紙に包んで野菜室で保存します。

冷蔵庫の野菜室に入らないときには、長ネギの白い部分と青い部分を切り分けて個別にラップに包んで立てて保存します。

1週間ほどは美味しく食べられます。

野菜室に入らないときには刻んで密封容器に入れて保存します。

3~4日は美味しく食べられます。

 

長ネギを冷凍庫で保存

 

長ネギの冷凍庫での保存方法では、葉ネギも長ネギもカットしてラップ&冷凍用保存袋に入れて保存します。

葉ねぎは小口切りにして保存します。

長ネギは小口切り他にカットしてラップ&冷凍用保存袋にいれて保存します。

1ヶ月程度は食べられますが、日数が経過するほどに香りが落ちて水っぽくなるので早めに食べることをおススメします。

長ネギは干して保存することもできます。

長ネギは干すことで甘みが増すメリットもあります。

葉ねぎは小口切り・長ネギは斜め切りや小口切りにして3日程度天日干しにします。

干した長ネギはみそ汁やスープの具に使えます。

干した長ネギは冷凍保存袋にいれれば冷蔵庫で1か月ほど保存できます。