三つ葉の栄養、カロリー。あく抜きは必要?食べ過ぎると・・・

三つ葉は栄養成分を豊富に含んでいる緑黄色野菜です。

三つ葉には“あく抜き”は必要ないのでしょうか。

栄養成分が豊富な三つ葉を食べ過ぎても大丈夫なのかも気になります。

三つ葉はセリ科の緑黄色野菜です。

三つ葉の名称の由来は葉が3つに分かれている様子からだとされています。

三つ葉は、北海道から沖縄までの日本各地に分布して山地の日陰に自生しています。

海外では、中国・朝鮮半島・サハリン・南千島等の東アジアに広く分布しているようです。

三つ葉の高さは40cm程度で、3枚の複葉で縁にはギザギザの重鋸歯があり葉の形状は卵形で先が細くなり尖っています。

「おひたし」・「和え物」・「吸い物」・「鍋物」・「丼物の具」などで広く親しまれている緑黄色野菜です。

 

次に、三つ葉の栄養成分と効果・三つ葉にはあく抜きは必要?・三つ葉と食物アレルギー、食べ過ぎの症状などの紹介をします。

 

三つ葉の栄養成分と効果

 

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三つ葉は日本のハーブとして親しまれている栄養成分豊富な緑黄色野菜です。

三つ葉の爽やかな香りには、クリプトテーネン・ミツバエンという成分が含まれています。

クリプトテーネン・ミツバエンの爽やかな香りには、食欲増進と消化を促す効果があります。

神経を安定させてイライラ感を解消する働きもあるので、仕事のストレスが心配な人は三つ葉の香りで癒されませんか。

三つ葉に含まれているのはクリプトテーネン・ミツバエンなどの香り成分だけではありません。

カリウム・β―カロテンも豊富に含んでいます。

カリウムの働きは、ナトリウム(塩分)を排泄することです。

高血圧やむくみの改善に効果が期待できます。

β―カロテンには、ガン発生や動脈硬化の予防が期待されています。

β―カロテンは体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAには、髪の健康維持・視力維持・粘膜や皮膚の健康維持・喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあります。

次に、三つ葉にあく抜きは必要か?三つ葉の食べ過ぎと食物アレルギーなどの紹介をします。

 

三つ葉とあく抜き

 

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三つ葉には、クリプトテーネン・ミツバエンなどの香り成分やカリウム・β―カロテンなどの栄養成分が豊富に含まれています。

三つ葉のあく抜きについて気になる人もいますが、三つ葉にはあく抜きが必要でしょうか。

一般的には三つ葉は「あく」が少ない緑黄色野菜なので生食できます。

生食できる三つ葉を選ぶポイントは、

・香りが強い・茎がみずみずしい・黄色く変色していない・葉が濃い緑色などです。

三つ葉はあく抜きが不要な緑黄色野菜です。

次に、三つ葉の食べ過ぎと食物アレルギーについて紹介します。

 

三つ葉と食物アレルギー

 

クリプトテーネン・ミツバエンなどの香り成分が含まれている三つ葉には、カリウム・β―カロテンなどの栄養成分が含まれています。

「あく」が少ない緑黄色野菜の三つ葉には“あく抜き”は不要です。

三つ葉の食べ過ぎはダメですが、三つ葉は食物アレルギーの心配が少ない緑黄色野菜なので生後7~8ヶ月の赤ちゃんの離乳食にも大丈夫そうです。

ただ、匂いに敏感な赤ちゃんは苦手な野菜かもしれません。

政府発表の「アレルギーになりやすい食品一覧」には三つ葉は含まれていません。

比較的食物アレルギーの可能性は低い緑黄色野菜だと考えられますが、赤ちゃんに食べさせる時には様子を観察しながら与えた方が良いですね。

赤ちゃんの体質や食事量では、全身のじんましん・呼吸困難・痙攣を発症するケースもあるようなので注意が必要です。