パイナップルの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
パイナップルの保存方法を知っていれば南国フルーツを美味しく食べられます。
パイナップルの保存方法では、常温・冷蔵・冷凍のどれが一番適切なのでしょうか。
パイナップルはパインアップルとも呼ばれる、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草です。
和名は鳳梨(ほうり)でパインと略して呼ばれることもあります。
原産地はブラジルのパラナ川とパラグアイ川の流域地方だとされています。
日本では1830年に東京の小笠原諸島・父島に初めて植えられた記録や、1845年にオランダ船が長崎へもたらした記録などがあります。
パイナップルの果実の特徴は美味しそうな芳香とさわやかな酸味と甘みです。
パイナップルの栄養成分は、クエン酸やリンゴ酸・カルシウム・カリウム・ビタミンC・ビタミンBなどです。
パイナップルの果汁にはタンパク質分解酵素ブロメラインを含んでいます。
パイナップルと肉類を組み合わせることで肉類の消化を助けます。
その為、生パイナップルを入れたゼラチンゼリーはつくれません。
タンパク分解酵素のブロメラインが、ゼラチン(タンパク質の一種)を分解してしまうためです。
パイナップルを食べるときに注意しなければいけないのは未熟なパイナップルです。
未熟なパイナップルには多量の酸やシュウ酸カルシウムの針状結晶などを含んでいます。
未熟なパイナップルを食べ過ぎると口内は荒れてしまいます。
パイナップルは熟してから食べるのがポイントです。
熟したパイナップルを生肉と一緒にしておくと肉が柔らかくなります。
パイナップルのタンパク質分解酵素の働きで肉が柔らかくなります。
肉料理にパイナップルを組み合わせれば胃で消化しやすくなるのでおススメします。
パイナップルには追熟がありません。
パイナップルを美味しく食べる方法は、十分に熟したものを採取した直後に食べることです。
次に、パイナップルの保存方法の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存について紹介します。
パイナップルの常温の保存方法
パイナップルの保存方法では常温保存・冷蔵保存・冷凍保存が考えられます。
パイナップルは追熟ができない果実です。
追熟ができないので、購入した時点での状態から美味しくなることはありません。
パイナップルを購入した状態が一番美味しい状態になります。
本当は十分熟したパイナップルを畑で採ってスグに食べるのが最も美味しい食べ方です。
パイナップルを常温保存しても鮮度が進むだけなのでスグに食べましょう。
常温保存するときには、直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所にします。
パイナップルの冷蔵の保存方法
パイナップルの保存方法には冷蔵保存があります。
パイナップルを冷蔵保存するときには冷蔵庫の野菜室に保存します。
冷蔵庫の野菜室に保存するときには、新聞紙などで包んで葉の部分を下にして保存します。
丸ごとのパイナップルであれば4~5日は冷蔵保存できます。
カットしたパイナップルなら2~3日は冷蔵保存できます。
パイナップルの冷凍の保存方法
一度包丁を入れたカットしたパイナップルの保存方法なら冷凍保存をおススメします。
カットしたパイナップルを冷凍保存すればシャーベット状にして食べられます。
パイナップルの冷凍保存方法は、食べやすい大きさにカットしてタッパーやフリーザーバックに入れて冷凍保存します。
冷凍保存での賞味期限は1~2ヶ月程度になります。