緑茶と食べ合わせが悪い食べ物は何?
食品の食べ合わせには良いものと悪いものがあります。
食事で緑茶を飲むときには、食べ合わせ悪いのと良い食品があるので注意が必要です。
緑茶にはビタミンCが含まれています。
緑茶に含まれているビタミンCは、熱に強いのが特徴です。
80度程度のお湯でも壊れないで保存にもすぐれたビタミンCです。
緑茶3杯には、りんご1個に相当するビタミンCが含まれています。
弾力性のあるみずみずしい素肌作りにビタミンCたっぷりの緑茶をおススメします。
緑茶に含まれているビタミンCがメラニン色素の生成を抑制して美肌に導きます。
緑茶にはアンチエイジング効果も期待されています。
ビタミンEの効果を上まわるアンチエイジングの働きが緑茶にあることが判っています。
緑茶は漢方薬として伝来してきた食品です。
緑茶に含まるタンニンが胃腸の働きを改善します。
胃の働きを活発にして腸のぜんどう運動を盛んにします。
緑茶には殺菌作用があるので口臭予防にも役立ちます。
口臭の原因は歯や歯ぐきについた食べ物のカスです。
食後に緑茶を飲むことで、口の中のカスを洗い流すと同時に殺菌作用雑菌の繁殖を阻止します。
緑茶はアトピーや花粉症にも効果があるとされています。
アレルギーを抑える薬に抗ヒスタミン剤があります。
緑茶にはヒスタミンが出ることを阻止する働きがあります。
緑茶を飲むだけでアレルギーや花粉症を改善できればうれしいですね。
緑茶は生活習慣病予防にも役立ちます。
生活習慣病とは脳卒中・心臓病・脂質異常症・高血圧・糖尿病・肥満などです。
緑茶には動脈硬化・脳卒中予防・血圧降下の働きがあることが判っています。
緑茶に含まれている成分には、血圧上昇物質の生成阻害作用があります。
緑茶を飲むことで、善玉コレステロール(HDL)が体内に増えて動脈硬化を予防するということも分かっています。
緑茶には血糖値を下げる働きがあるので糖尿病予防にもなります。
茶ポリフェノ-ルが血糖値を下げるという事が研究で分かっています。
次に、緑茶と食べ合わせが良い食品と緑茶と食べ合わせ悪い食品の紹介をします。
緑茶と食品
生活習慣病(脳卒中・心臓病・脂質異常症・高血圧・糖尿病・肥満)予防におススメの緑茶でも、食べ合わせの悪い食品と一緒に飲んでいては効果が期待できません。
緑茶と食べ合わせが良い食品と緑茶と食べ合わせ悪い食品を知ることで、緑茶の働きを有効に活かせます。
ダイエット効果のある緑茶を飲んで生活習慣病のリスクを減らしませんか。
緑茶との食べ合わせ
緑茶との相性が良い食品と、緑茶との食べ合わせ悪い食品があります。
緑茶との相性の良い食品には、
・ゴマ・しめじ・きくらげ・ワカメ・トマト・椎茸
・米・ブロッコリー・白菜・やまいも・キャベツ
・アスパラガス・ネギ・シソ・みょうが・梅干などがあります。
ゴマ・しめじ・きくらげ・ワカメと一緒に摂取することで、高血圧、動脈硬化の予防が期待できます。
トマト・椎茸・米・ブロッコリーと一緒に摂取することで、ガン予防や老化防止が期待できます。
白菜・やまいも・キャベツ・アスパラガスと一緒に摂取することで、胃腸の働きをよくする効果が期待できます。
ネギ・シソ・みょうが・梅干と一緒に摂取することで、痛みを取り除く効果が期待できます。
緑茶との悪い食べ合わせ食品
緑茶との食べ合わせ悪い食品を紹介します。
緑茶と一緒に摂取するのを避けたい食品は牛乳です。
緑茶と牛乳を一緒に摂取すると緑茶のタンニンとガゼインが結合します。
緑茶に含まれている成分が、牛乳のタンパク質ガゼインの吸収を悪くします。
牛乳には良質なタンパク質が豊富に含まれています。
牛乳から摂取できる良質なタンパク質を緑茶で阻害してはもったいないですね。
緑茶と黒糖やプルーンも一緒に食べないようにしましょう。
お茶のタンニンと黒糖のヘム鉄やプルーンの鉄が結合して吸収されにくくなります。