ズッキーニの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
ズッキーニの保存方法を知っていれば、美味しい料理を楽しめます。
ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の果菜です。
果実の外見はキュウリに似ているのでキュウリの仲間と思っている人もいますが、カボチャ(ペポカボチャ)の仲間になります。
ズッキーニには緑果種と黄果種があります。
ズッキーニの原産地は明確に特定されていません。
メキシコの巨大カボチャが祖先種であるという説もあります。
ヨーロッパにズッキーニが入ったのは16世紀頃だと考えられています。
19世紀後半のイタリアで現在のズッキーニのような細長い形状に改良されました。
ズッキーニは、未成熟の果実および花を食用としています。
ズッキーニの旬は夏です。
日本ではキュウリを太くしたような細長い形状が人気ですが、セイヨウナシ型・球形のズッキーニもあります。
ズッキーニの種類には、グリーントスカ・オーラム・ゴールディー・アラジン(スキャローブ)などがあります。
グリーントスカは細長い形の緑果種になります。
オーラムは細長い形の黄果種になります。
ゴールディーは全体的に黄色でヘタに近い部分だけが緑色の球形の種です。
アラジン(スキャローブ)は薄緑色のいびつな円盤形の種です。
次に、ズッキーニの常温・冷蔵・冷凍保存方法の紹介をします。
ズッキーニの保存方法
ズッキーニの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
ズッキーニの保存方法で一番適しているのは常温保存だとされています。
ただし、カットしたズッキーニは冷蔵保存や冷凍保存にしてください。
生のままのカットされていないズッキーニであれば常温保存できます。
常温保存する場所は直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所になります。
常温保存するときには、ズッキーニを新聞紙で1本ずつ包みます。
新聞紙で包むのは乾燥防止です。
常温保存したズッキーニの保存期間(賞味期限)は2週間くらいまでです。
ズッキーニの冷蔵保存
ズッキーニの保存方法には冷蔵保存もあります。
包丁でカットしたズッキーニは冷蔵庫の野菜室で保存できます。
カットしたズッキーニは傷みが早くなります。
ラップで包んで空気を抜いて冷蔵庫の野菜室で保存します。
冷蔵保存したカットしたズッキーニの保存期間(賞味期限)は4~5日程度になります。
ズッキーニの冷凍保存
下処理(調理)したズッキーニの保存方法には冷凍保存があります。
カットしたり下処理・調理したズッキーニを長期保存したい場合は冷凍保存になります。
ズッキーニの冷凍保存では、軽く茹でる・炒めるなどの調理をしてから保存する方法をおススメします。
下処理(調理)したズッキーニは、金属製のトレーに重ならないように並べて急速冷凍します。
凍ったズッキーニを冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存します。
冷凍保存したズッキーニの保存期間(賞味期限)は約2週間です。
冷凍保存したズッキーニは解凍しないでそのまま調理に使います。