生マッシュルームの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?

生マッシュルームの保存方法を知っていれば美味しいキノコ料理を楽しめます。

マッシュルームはヨーロッパから導入された食用栽培種のキノコになります。

マッシュルームの和名はツクリタケです。

セイヨウマツタケと呼ばれることもあります。

マッシュルームは、ホワイト種・オフホワイト種・クリーム種・ブラウン種の4品種群に大別されます。

ホワイト種のマッシュルームは、なめらかで純白の美しい外観のため人気があります。

ホワイト種は世界で最も多く栽培されている品種群になります。

汚れや傷による変色が目立ちやすい欠点もあります。

マッシュルームのオフホワイト種は、灰色がかった白色でホワイト種に性質が近い品種群になります。

ホワイト種と同様人気の品種です。

マッシュルームのクリーム種は淡褐色で中型の品種です。

加工用として使われることが多いようです。

マッシュルームのブラウン種は褐色で大型の品種です。

収穫量も多く味も濃く香気にも富んでいる特徴があります。

保存性が良く肉質が緻密なので加工用として使われています。

保存性や汚れや傷による変色も目立たないので生鮮流通品としても人気があります。

生マッシュルームも多く流通していますが、水煮にした缶詰も流通しています。

香りが薄くても味が良いので西洋料理によく使われています。

マッシュルームのバター炒めは美味しいですね。

スパゲッティミートソース・グラタン・オムレツなどに使われています。

生マッシュルームを加熱せずに薄切りにしてサラダとしても美味しく食べられます。

 

次に、生マッシュルームの常温・冷蔵・冷凍保存などの保存方法の紹介をします。

 

生マッシュルーム

 

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生マッシュルームの保存方法を知っていれば、いつまでも美味しく食べられます。

マッシュルームの栄養成分には、

・たんぱく質・多糖類・葉酸・ビタミンB類・ビタミンD類・食物繊維

・パンテン酸・カリウム・ビチオン・チロシナーゼ・亜鉛・銅などがあります。

マッシュルームに含まれるポリフェノールには、免疫力アップや抗がんの作用があります。

肺がん・乳がん・皮膚がんに効果があるようです。

低カロリーで高たんぱく質・高ビタミンのマッシュルームの食物繊維は消化吸収されやすい特徴があります。

血糖低下・血圧低・便秘予防・体内の有害物質の早期排泄に役立ちます。

 

生マッシュルームの保存方法

 

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生マッシュルームの保存方法には、常温・冷蔵・冷凍保存方法があります。

気温が低い冬季は常温保存も可能ですが、雑菌が繁殖しやすいので基本的には冷蔵保存をおススメします。

常温保存期間は保存場所の温度で異なります。

一般的な生マッシュルームの保存期間は1日~数日です。

常温保存する時には直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所を選んでください。

 

生マッシュルームの冷蔵・冷凍保存方法

 

生マッシュルームの保存方法には冷蔵保存や冷凍保存があります。

生マッシュルームを冷蔵保存する時には2~5℃で保存します。

野菜室の室温は3~8℃なので、野菜室ではなく冷蔵室に保存します。

冷蔵保存する時には洗わずに切らないで保存します。

マッシュルームに水分がつくと傷みやすくなります。

冷蔵保存では、乾燥予防のためにラップに包むかジップ付き袋やタッパーなどの密閉容器に入れて保存します。

切り口から傷むので、切り口にはレモン汁をかけて保存すると酸化が抑制できます。

冷蔵保存期間は約1週間程度です。

生マッシュルームを長期保存したい場合は冷凍保存が向いています。

只、冷凍保存すると黒っぽく変色することがあります。

冷凍保存では、洗わずに切らないでフリーザーバッグの空気を抜いて密閉容器に入れて冷凍します。