万能ねぎの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
万能ねぎの保存方法を知っていれば美味しいネギ料理を楽しめます。
万能ねぎは細ねぎや小ねぎとも呼ばれています。
万能ねぎは、青ネギ(葉ネギ)を若取りしたものになります。
万能ねぎのサイズは、葉鞘径が5mm程度・長さ50cm程度のものが一般的です。
「万能ねぎ」は商標登録されています。
「万能ねぎ」と呼べるのは福岡県朝倉市のJA筑前あさくらから出荷された「博多万能ねぎ」のみになります。
スーパーや八百屋さんでは、100g単位で袋詰めされて売られています。
市場にでる万能ねぎの多くはビニールハウスを利用して施設栽培されています。
人気の万能ねぎブランドには、
・下関市の安岡ねぎ・福岡県朝倉市の博多万能ねぎ
・佐賀県唐津市のうまかねぎ・大分県の大分味一(あじいち)ねぎ
・高知県のやっこねぎ・宮城県の仙台小ねぎ
・名古屋市のなごやっこ葱などがあります。
下関市の「安岡ねぎ」は、「ふくねぎ」とも呼ばれています。
下関のふぐ鍋の定番ネギになります。
ふぐ鍋以外にも、うどん・瓦そばなどふりかけて食べられています。
福岡県朝倉市の「博多万能ねぎ」は、日本初の空輸野菜「フライト野菜」として注目されました。
博多万能ねぎは全国に出荷されています。
白ネギが主流だった関東へ青ネギを広めたのは「博多万能ねぎ」だと言われています。
第15回日本農業賞・第25回全国農林水産祭で天皇杯を受賞しています。
次に、万能ねぎ(細ねぎ・小ねぎ)の常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
万能ねぎ
万能ねぎ(細ねぎ・小ねぎ)の保存方法を知っていれば、いろいろな美味しい料理に活かせます。
万能ねぎ(細ねぎ・小ねぎ)などの青ネギは緑黄色野菜になります。
青ネギにはカロテンが多く含まれています。
万能ねぎにはアリシンが含まれています。
アリシンには、ビタミンB1吸収のサポート・血行改善・疲労回復・肩こり改善に効果があります。
万能ねぎの保存方法には常温保存があります。
乾燥に弱い野菜なので常温保存する時には乾燥に注意が必要です。
常温保存する時には、直射日光を避けて風通しが良い冷暗所を選びます。
冬場であれば風通しの良し場所に乾燥予防して保存できます。
美味しく食べるには保湿して冷蔵庫の野菜室に保存してください。
万能ねぎの冷蔵保存方法
万能ねぎの保存方法には冷蔵保存があります。
冷蔵保存する時には根の部分を湿らせたキッチンペーパーで包んでから、全体を湿らせた新聞紙に包みます。
新聞紙の上からラップに包むかポリ袋に入れて野菜室で保存します。
冷蔵保存するときにもできるだけ立てて保存します。
冷蔵庫の野菜室に保存した場合の保存期間は約1週間程度です。
万能ねぎの冷凍保存方法
万能ねぎの保存方法には冷凍保存があります。
万能ねぎを冷凍保存する場合には、洗ったねぎの水気を切ってからタッパーやフリーザーバッグなどの密封容器に入れて保存します。
冷凍保存すると食感や風味が落ちますが長期間食べられます。
冷凍保存した万能ねぎは、解凍せずにそのまま料理に使います。
冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月になります。