絹さやの下ごしらえをレンジで簡単にする方法と保存方法
絹さやは漢字表記で「絹莢」になります。
絹さやは「莢豌豆」・「サヤエンドウ」ともいわれます。
絹さやとは、エンドウの未熟の莢を食用とする場合の呼び名になります。
絹さやは、野菜炒めの具材・味噌汁の具として美味しく食べられます。
「実えんどう」は、未熟な豆を利用する場合の呼び名でグリーンピースになります。
「豆苗(とうみょう)」は、スプラウトの一種でエンドウの若芽になります。
次に、絹さやの栄養成分・絹さやの下ごしらえ・絹さやの下ごしらえでレンジ使った方法・絹さやの選び方や保存方法などの紹介をします。
絹さやの栄養成分
絹さやの栄養成分にはビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2などのビタミン類・アミノ酸・カリウムなどのミネラル類・食物繊維などを含んでいます。
ビタミンCは免疫作用を高めるので風邪予防・ストレス予防に役立ちます。
抗酸化作用があるのでアンチエイジングにも役立ちます。
必須アミノ酸のリジンも健康維持に役立ちます。
絹さやに豊富に含まれている食物繊維は整腸作用があります。
腸内環境の改善が期待できます。
次に、絹さやの下ごしらえ・絹さやの下ごしらえでレンジ使った方法・絹さやの選び方や保存方法などの紹介をします。
絹さやの下ごしらえ
絹さやの下ごしらえでは、まず筋を取ります。
莢の先の方の端をつまんで反っている内側に向けて引っ張れば筋が付いてくるように取れます。
次に枝に付いていた莢の端をつまんで、反対側の反っている外側に向かって先の方まで引っ張れば筋が付いてくるように取れます。
柔らかい絹さやでは、内側しか筋が取れないものもあります。
できるだけ両方の筋を取るようにします。
筋を取り忘れると、食べた時に筋が口に残ります。
次に下茹でをします。
塩を加えて沸騰している湯の中に絹さやを入れて1分程度であげます。
湯から上げたら、冷水にとり一気に熱を取って色止めしてください。
熱が取れたらスグ水気を切ります。
炒め物などの加熱調理に使う絹さやの下茹で時間は30秒程度でOKです。
絹さやは、加熱し過ぎると食感が一気に落ちてしまうので注意してください。
絹さやの下ごしらえでは筋をとってレンジで加熱する方法もあります。
加熱してから冷水にさらせば色良く仕上がります。
加熱時間はそのまま食べるか、加熱調理するかで違います。
次に、絹さやの選び方や保存方法を紹介します。
絹さやの選び方・保存方法
絹さやの下ごしらえは簡単です。
絹さやの下ごしらえではレンジで加熱する方法もあります。
絹さやの選び方は、緑色が鮮やかで水分がたっぷり含まれているシッカリしたものを見分けるのがポイントです。
莢やがみずみずしい緑色をしているものを選びましょう。
莢が薄くてもぐにゃぐにゃ曲がるものは鮮度が落ちているので避けます。
絹さやを収穫された時の切り口を見てください。
切り口が茶色くしぼんでいるのは古いので選んではいけません。
絹さやの食感は柔らかさです。
絹さやを選ぶときには、中の豆が育ちすぎていないものにします。
中の豆がふくらんでいる絹さやは硬くなっていると考えられます。
絹さやの保存方法では乾燥対策が大切です。
絹さやは乾燥に弱いので常温で放置しておくとスグにしんなりします。
乾燥しないようにビニール・ポリの袋などに入れて密封して冷蔵庫の野菜室で保存します。
下茹でして冷凍保存する方法もあります。
冷凍保存する時は、一度さっと塩茹でした物を小分けしてから保存します。
塩茹でして水気を切って重ならないように広げて冷凍します。
小分けして密封袋に入れて冷凍保存すれば、必要な分だけを取り出して利用できます。