ホイップクリームの保存方法、余ったクリームは冷凍保存できるの?
ホイップクリームの保存方法を知っていればいろいろなスイーツに利用できます。
純生クリームとホイップクリームとは似ていますが原料や口当たりが異なります。
純生クリームは乳脂肪を原料としています。
ホイップクリームの原料は乳脂肪に植物油・乳化剤・安定剤などで動物性クリームに似せてつくられています。
市販のホイップクリームは純生クリームに比べて消費期限が長くあっさりしている味が特徴です。
市販のホイップクリームは消費期限が長くデコレーションが長持ちするのでデコレーションケーキつくりに多く使われています。
純生クリームをホイップすると薄黄色味でピンと角が立ちます。
ホイップクリームは白色でなめらかで角が少し寝ます。
ホイップクリームを使ったスイーツはデコレーションケーキやショートケーキだけではありません。
コーヒーに入れる・生チョコアイスをつくる・クッキーつくりに使う・シュークリームにつかう・ムース風のデザートをつくる・ティラミスに使う・ムースソースに使うなどがあります。
次に、ホイップクリームの常温・冷蔵・冷凍保存方法の紹介をします。
ホイップクリームの作り方
ホイップクリームの原料は植物油です。
味や風味や香りは、純生クリームに比べてサッパリしています。
消費期限は1ヶ月程度OKです。
生クリームで作ったホイップクリームは短期保存で使うことがポイントです。
生クリームを使ったホイップクリームの作り方を紹介します。
ステップ1・ホイップクリームを作る調理器具と材料を冷蔵庫で冷やします。
ステップ2・ボウルに生クリーム・グラニュー糖を入れて泡立てます。
泡立てるときにはホイップクリームを使うお菓子によって泡立て方を変えます。
スポンジケーキに塗る時には七分立て・ロールケーキでは八分立て・絞り出しデコレーションには九分立てになります。
泡立て過ぎると分離します。
泡立てすぎて分離すると元に戻らないので注意が必要です。
ホイップクリームの常温・冷蔵保存方法
ホイップクリームの原料の生クリームは開封前であれば長期保存できます。
生クリームの保存温度は3℃以下なので常温保存はできません。
開封前の生クリームであれば冷蔵保存で1~2ヶ月程度の賞味期限になります。
賞味期限を過ぎていても短期間であれば使用できますが、開封した時に味やニオイが変な時は使用をやめましょう。
生クリームは開封後には劣化が始まるので注意が必要です。
開封後の生クリームの冷蔵保存で3~4日程度になります。
生クリームで作ったホイップクリームの冷蔵保存は当日~1日程度になります。
ホイップクリームの冷凍保存方法
ホイップクリームの原料になる生クリームは冷蔵保存が基本です。
冷凍保存にすれば解凍した時に油脂と水分が分離します。
冷凍保存した生クリームを使ってホイップクリームを作ることはできません。
冷凍保存した生クリーは調理に入れたりコーヒーに入れるのは問題ありません。
冷凍保存した生クリームを解凍するときは冷蔵庫で解凍します。
冷凍した生クリームは1ヶ月程度は保存できます。
生クリームで作ったホイップクリームを作る時には7~8分立てにします。
生クリームのホイップクリームの冷凍保存期間は1ヶ月程度になります。