高カカオチョコレートの定義、カフェイン量。妊娠中に食べても良い?
高カカオチョコレートは美味しいですが、カフェインの心配はしなくても良いのでしょうか?
高カカオチョコレートは妊娠中に食べて良いのかも気になります。
チョコレートの英語表記は「chocolate」になります。
チョコレートは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料としたお菓子です。
カカオマスに砂糖・ココアバター・粉乳などを混ぜて練り固めてあります。
チョコレートは、略して「チョコ」とも呼ばれたり「ショコラ」と呼ばれることもあります。
日本のチョコレートの規格は、「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」によって定められています。
「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」は公正取引委員会の認定を受けて規格が定められています。
チョコレートのカカオ成分は、「ココアバター」と「非脂肪カカオ分」を合わせたものになります。
ココアバターはカカオ脂肪分です。
カカオマス特有の褐色・風味・ポリフェノール・テオブロミン・カフェインなどカカオの主な薬効成分は「非脂肪カカオ分」に含有されています。
次に、カカオの栄養と効果・高カカオチョコレートとカフェイン・高カカオチョコレートは妊娠中に食べても良い?・高カカオチョコレート製品などを紹介します。
カカオの栄養と効能
高カカオチョコレートは、スーパーフードのカカオをタップリ含有しているので注目されています。
カカオの効果は期待できますがカフェインも気になりますね。
カカオは、昔は滋養強壮や疲労回復のための薬として使われていたようです。
カカオを主原料にしたチョコレートが嗜好品になったのは19世紀になってからだといわれています。
カカオ豆を細かくすり潰したカカオマスには、カカオ豆特有のカカオポリフェノールやテオブロミンが含まれています。
カカオポリフェノールには抗酸化作用があります。
生活習慣病やアンチエイジングに役立つ成分です。
生活習慣病とされる高血圧予防や動脈硬化予防にチョコレートが役立ちますね。
テオブロミンはカフェインと似た成分になります。
テオブロミンにはカフェインと同じく覚醒作用がありますが、カフェインよりも穏やかに作用します。
テオブロミンには、ストレス緩和やリラックス効果があります。
次に、高カカオチョコレートとカフェイン・高カカオチョコレートは妊娠中でも大丈夫?などの紹介をします。
高カカオチョコレートとカフェイン
高カカオチョコレートにはテオブロミンというカフェインに似た成分が含まれています。
カフェインよりも穏やかに作用してストレス緩和やリラックスに役立ちます。
高カカオチョコレートにはミルクチョコレートの約2倍のカフェインが含まれています。
チョコレートを妊娠中に食べても過剰摂取でなければ問題はありません。
カフェインよりもチョコレートの糖分に注意すべきです。
糖分の摂り過ぎは妊娠糖尿病のリスクを高めるので注意が必要です。
高カカオチョコレートを妊娠中に食べるときは、過剰摂取に注意してください。
心配な時は病院での診察時にどの程度は食べてよいか確認すると安心ですね。
高カカオチョコレート
高カカオチョコレートのカフェインが気になる妊婦さんは、病院での診察時に確認するとよいですね。
一般的には、過剰摂取でなければ高カカオチョコレートを妊娠中に食べても気にすることはないとされています。
チョコレートの原料となるカカオマス自体は苦いです。
カカオに含まれるポリフェノールが注目されるようになってから、2000年代に入って高カカオチョコレートが製造販売されるようになりました。
リンツチョコレートの「エクセレンス」や、明治製菓の「チョコレート効果」(カカオ○○%)などカカオ比率の高い商品などです。
「森永」の「カレドショコラ(カカオ70)」には、カカオポリフェノールが2260mg含まれています。
「明治」の「チョコレート効果72%BOX」にはカカオポリフェノールが3302mg含まれています。
「不二家」の「ルックカレ(カカオ70)」にはカカオポリフェノールが1284mg含まれています。