玉ねぎを飴色にする時間、時短のコツ。冷凍保存方法は?
飴色玉ねぎはいろいろな料理に使えます。
玉ねぎを飴色にする時間を短くする方法を知っていれば、飴色玉ねぎをいろいろな料理に利用できます。
玉ねぎを飴色にするコツを紹介します。
飴色玉ねぎの作り方では冷凍する方法もあるようです。
飴色玉ねぎはカレーなどの料理に使えると聞いても、飴色玉ねぎのことを知らなければ利用方法も想像できませんね。
そもそも飴色とはどのような色になるのでしょうか。
絵具や色鉛筆やサインペンにも飴色などはありません。
飴色は水あめに由来しているようです。
深みのある強い橙色を飴色というようです。
古くからある麦芽水あめは透明感のある琥珀色をしています。
飴色とは透明感のある琥珀色(黄色~茶色)だと思えばよさそうです。
玉ねぎを透明感のある黄色~茶色に炒めたものを、「飴色玉ねぎ」と言います。
次に、飴色玉ねぎ・玉ねぎを飴色にする時間・玉ねぎを飴色に短時間でするコツ・飴色玉ねぎと冷凍などの紹介をします。
飴色玉ねぎ
玉ねぎを炒めると、白い玉ねぎがすこしずつ透明になっていきます。
炒め続けると透明感のある玉ねぎが徐々に黄色から茶色へと色が濃くなっていきます。
玉ねぎの色の変化と共に味も変化しています。
生の状態の玉ねぎは辛みがありますが、色の変化と共に甘みが増して香ばしい香りを感じるようになります。
玉ねぎを炒め続けることで、茶色に色づき甘くなります。
玉ねぎには辛み成分の硫黄化合物と甘み成分の糖類が含まれています。
玉ねぎを炒めると甘くなるのは、加熱によって玉ねぎの辛み成分の硫黄化合物が揮発して甘み成分の糖類が残るからです。
甘みのピークは辛み成分の硫黄化合物が完全に揮発した状態になります。
玉ねぎを長時間炒めると茶色く色づくのは、糖質がカラメルとメラノジンという成分に変化するからです。
飴色玉ねぎの茶色い色は“焦げ”ではありません。
その為、飴色玉ねぎを作る過程で焦がす必要はありません。
焦がすと苦みがでるので注意してください。
糖質がカラメルとメラノジンという成分に変化して飴色になった玉ねぎは、香ばしい香りがして甘くなります。
玉ねぎを飴色に短時間で
玉ねぎを飴色にする時間を短くしたいと思っていませんか。
玉ねぎを飴色にするにはコツがあります。
短時間で玉ねぎを飴色にするコツを紹介します。
玉ねぎに水を足しながら炒める方法です。
熱したフライパンに少量の水を入れて熱湯にします。
熱湯で玉ねぎを炒めることで中まで火が通りやすくなります。
ステップ1・みじん切りやスライスした玉ねぎを炒めます。
ステップ2・玉ねぎが透明になって水分がなくなってきたら、大匙1程度の水を入れます。
蒸発する水分と炒めている玉ねぎが均一になるように手早く混ぜ合わせます。
ステップ3・ステップ2の工程を繰り返すうちに飴色玉ねぎが仕上がります。
焦がさないように気を付けてください。
次に、飴色玉ねぎを冷凍して使う方法を紹介します。
飴色玉ねぎの冷凍
玉ねぎを飴色にする時間を短縮する方法に冷凍があります。
玉ねぎを短時間で飴色にするコツの一つです。
短時間で飴色玉ねぎを作るときに冷凍する方法を試しませんか。
玉ねぎを冷凍することで、玉ねぎ内の水分が凍って膨張して細胞壁を破壊します。
細胞壁が破壊された玉ねぎを炒めることで、細胞壁が破壊された状態で加熱されます。
冷凍した玉ねぎを炒めると、約10分程度で飴色に変化するようです試してみませんか。
玉ねぎを冷凍する前に、みじん切りやスライスにして使う分だけ小分けして冷凍します。
冷凍した玉ねぎは解凍しないでそのまま炒めます。