のびるの旬の時期、栄養価、食べ方。ゆで時間は?
春が旬の野草に「のびる」があります。
「のびる」を漢字表記すると「野蒜」になります。
のびる(野蒜)は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の植物です。
「のびる(野蒜)」の別称には、「ねんびろ」・「ねんぶり」・「ののひろ」・「のびろ」・「ねびる」などもあります。
「のびる(野蒜)」の名前の語源は、生のネギのようにひりひりと辛いところから、「ひる」の名が付いたという説があります。
「のびる(野蒜)」は、東アジアに広く分布しています。
日本では北海道から沖縄まで分布しています。
人里近くで畑地周辺や、畦道・堤防上などの丈の低い草が生えているところに自生しています。
次に、のびる(野蒜)のこと・のびるの旬・のびるの栄養・のびるの食べ方・のびるのゆで時間などの紹介をします。
のびる(野蒜)
のびる(野蒜)の葉の形は一見ネギに似ています。
葉はネギのように筒状ではなく、断面がV字型でニラの様な感じです。
のびる(野蒜)は、葉と地下にできる鱗茎を食べます。
根の肥大した鱗茎部分は、自生しているものでは大きくても直径2cm程度です。
タマネギに似た香りと辛味が特徴で、アサツキ等よりも鮮烈な香味があります。
ニンニクほどの臭みはありません。
味はラッキョウとニンニクを足して割ったような感じです。
ツーンとする香りと、少しヌルッとした食感が人気です。
のびる(野蒜)は、収穫後に時間が経つとともに辛味が強くなって香りも悪くなります。
生食もできますが、軽く茹で酢味噌等の味付けをすれば美味しく食べられます。
味噌汁の具材や薬味としても利用されています。
のびる(野蒜)の旬は 3~5月の春になります。
春の季節の野原や土手では、ヨモギなどとともに見つけられます。
次に、のびる(野蒜)の栄養成分・のびるの食べ方。のびるのゆで時間を紹介します。
のびるの栄養成分・食べ方
のびる(野蒜)の旬は春の3~5月になります。
のびるの栄養成分は、タンパク質・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などになります。
のびる(野蒜)に含まれている栄養成分ではミネラル類が多いようです。
カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分などを豊富に含んでいる野草です。
のびるの食べ方では、酢味噌和えや天ぷらが美味しいようです。
味のアクセントとして、刻んだのびる(野蒜)を炒め物に加える人もいます。
味噌汁の具材として使っても美味しく食べられます。
ラッキョウのように甘酢漬け・ピクルス・醤油漬けにしても美味しいようです。
次に、のびる(野蒜)のゆで時間・のびるの選び方や保存方法を紹介します。
のびる(野蒜)のゆで時間
のびる(野蒜)の旬は、春の3~5月になります。
のびるに含まれている栄養成分ではミネラル類が豊富なようです。
のびるの食べ方で美味しいのは天ぷらや酢味噌和えです。
のびるの葉と茎のゆで時間は約5分程度です。
球根のゆで時間は、シャキシャキ感を考えて30~60秒程度にします。
茹で終わったら冷水に2~3分入れます。