玄米は糖質の吸収を抑えてダイエット効果はある?

白米よりも玄米の方が糖質制限ダイエットには向いていると言われます。

玄米にも糖質を含んでいますが糖質制限ダイエットで食べても大丈夫でしょうか。

ダイエットはスタイルをキープするだけではありません。

ダイエットをするのはスリムスタイルつくりのためと考えられていますが、ダイエットは生活習慣病対策にも有効です。

内臓脂肪や皮下脂肪が多い肥満は生活習慣病です。

内臓脂肪や皮下脂肪が多い肥満は、高血圧・脂質異常症・糖尿病・心臓病・脳卒中などと同じ生活習慣病です。

特に、肥満は他の生活習慣病のリスクも高めます。

中高年になると筋肉量と新陳代謝が落ちます。

筋肉量に加えて新陳代謝も落ちると、若いころの摂取カロリーでは内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積して肥満になります。

糖質制限ダイエットは、消費カロリーを高める筋肉量をキープしながら肥満の原因の糖質を抑制するダイエットです。

中高年からのスタイル維持は、生活習慣病のリスクを減らすためにも大切です。

白米を玄米に替えてダイエットしませんか。

 

次に、玄米と白米と糖質制限ダイエットについて紹介します。

 

玄米(げんまい)

 

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玄米とは精白されていない米になります。

稲の籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去したままの米です。

精白されていない米なのでベージュ色または淡褐色をしています。

玄米の「玄」は、「暗い」または「色が濃い」という意味です。

精白されていないので白米に比べると色味が良くないですね。

精白は、玄米から糠(ぬか)を取り除いたものです。

白米と玄米を比べると、玄米には白米よりもビタミン類・ミネラル類・食物繊維が多く含まれています。

美容や健康面を考えて炭水化物を摂取るのであれば、色味はくすんでいますが玄米をおススメします。

玄米は精白されていないだけなので糖質はあります。

 

玄米とGI値

 

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白米よりも玄米が糖質制限ダイエットに向いていると言われるのはGI値が関係しています。

GI値とは「炭水化物が血糖値を上げる強さ」と考えられます。

白米と玄米ではGI値が違います。

白米のGI値は約81・糖質は100g当たり約37gになります。

玄米のGI値は約55・糖質は100g当たり約34gになります。

玄米はGI値と糖質が白米よりも低くなっています。

そのような理由から、糖質制限ダイエットでは白米よりも玄米の方がおススメになります。

 

玄米は良く噛んで

 

玄米の100g当たりの糖質は約34gでGI値は約55です。

糖質量が多くてもGI値が低ければ、血糖値の上昇は緩やかにできます。

糖質制限ダイエットであれば、白米を食べるよりGI値が低い玄米を食べた方がいいですね。

玄米を食べるときのポイントはよく噛むこと・水分をたっぷり摂ることです。

玄米には白米と違って少し芯が残ったような硬さがあるので、白米のように食べられません。

玄米はしっかり噛んで口の中で十分に柔らかくしてから飲み込んでください。

玄米に含まれている不溶性食物繊維は、水分をたっぷり摂ることで腸の蠕動運動を活発にして腸内環境を改善します。