あさりの砂抜きの時短方法、塩の量。砂抜きで開かない時はどうする?

あさりの砂抜きはどうしていますか。

あさりの砂抜きが面倒なので、砂抜きしたあさりを購入する主婦も多いようです。

あさりの砂抜きを時短できる方法を知っていると助かりますね。

あさりの砂抜きをしても開かないときの方法も知っていると、貝汁つくりも楽しくなりそうです。

あさりの漢字表記は「浅蜊」・「蛤仔」・「鯏」などがあります。

アサリ属に属する二枚貝の総称で季語は「三春」です。

日本では古くから食用にされていて貝塚などからも数多くの貝殻が出土しています。

あさりを使った料理では、潮汁・酒蒸し・味噌汁・和え物・しぐれ煮などが人気です。

あさりは、ヴォンゴレスパゲッティやクラムチャウダーの具などにも用いられています。

日本では一般的に生で食べることはありませんが、ポルトガルやチリなどでは生で賞味されています。

あさりは着底後はほとんど移動しないという生態のため、貝毒が蓄積されていることがあります。

あさりの貝毒による集団食中毒事件も起こっています。

 

次に、あさりの栄養・あさりの砂抜き・ 時短のあさりの砂抜き・あさりの塩抜きで開かないときは?などの紹介をします。

 

あさりの栄養

 

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あさりにはビタミンB12・タウリン・ミネラル類のカルシウム・マグネシウム・リン・鉄などを豊富に含んでいます。

ビタミンB12は貧血予防におススメの成分です。

昔から貧血予防にあさりが良いとされるのはビタミンB12の働きがあるからですね。

ビタミンB12は、細胞の生成や赤血球の生成をサポートするはたらきや末梢神経を正常に機能させる働きがあります。

あさりにはタウリンやミネラル類を豊富に含んでいるので生活習慣病予防にも役立ちます。

タウリンには、コレステロール低下・動脈硬化予防・高血圧予防・滋養強壮などの働きもあります。

次に、あさりの砂抜き・時短のあさりの砂抜き・口が開かないときの対応などの紹介をします。

 

あさりの砂抜き

 

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あさりの砂抜きでは時短のあさりの砂抜きを知っていれば調理がスムーズになります。

あさりを剥き身で調理する場合は表面を水洗いするだけでOKですが、「殻ごと」調理する前には下拵えとして砂出し・砂抜きをしなければなりません。

あさりは砂を噛んでいる事があるので、砂出し・砂抜きをしないで調理してしまうと食べている最中に砂がジャリッとなります。

スーパーマーケットなどでは砂抜き済みのあさりがパック売りされています。

砂抜きのあさりを購入しても、念を入れて用心のために砂抜きをした方が無難です。

効率的に砂出し・砂抜きをするためには海水を利用することが一番です。

海水がないときには、水道水と食塩で濃度3~3.5%程度の塩水を作って利用すれば簡単に砂出しすることができます。

砂抜きの時間は一般的には夏場は2~3時間で、冬場は8~12時間必要です。

次に、時短のあさりの砂抜きと開かないときの対策を紹介します。

 

時短の砂抜き

 

あさりの砂抜きは、一般的には夏場は2~3時間で冬場は8~12時間必要です。

時短であさりの砂抜きをしたい時や開かない時には湯につける方法があります。

50℃前後の湯に漬けることで15分程度の短時間で砂出し・砂抜きをすることが可能といわれています。

50℃前後という温度がポイントで、低すぎても高すぎてもあさり口は開きません。

また、塩水にブドウ糖を加えると旨味成分のコハク酸が増加するとも言われています。

ブドウ糖がない一般家庭で砂出し・砂抜きする場合は、塩水に蜂蜜を一滴程度加えると良いそうです。

砂抜きするときにザルを利用すれば、吐き出した砂をあさりが再び吸い込むことはありません。