シフォンケーキ 膨らまない原因と膨らませるコツ
シフォンケーキは軽くてフンワリして人気のお菓子です。
自分でシフォンケーキを作っても膨らまなくてがっかりしたことはありませんか。
膨らまない原因が分かれば美味しいシフォンケーキを楽しめるようになります。
シフォンケーキは、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスのハリー・ベーカーが考案したスポンジケーキの一種になります。
1927年に保険外交員で料理愛好家のハリー・ベーカーが、シフォンのように軽いケーキをつくりました。
卵白のみを用いて作るエンジェルフードケーキがシフォンケーキの元になっています。
食感が絹織物のシフォンのように軽いことからシフォンケーキと名付けられました。
ハリー・ベーカーはレシピを公表しなかったため長年シフォンケーキの製法は謎になっていました。
1947年に高齢になったハリー・ベーカーがレシピをゼネラルミルズ社に売却したことから、長い間の謎が明らかになりました。
シフォンケーキを作る秘密のポイントは、生地に植物油(サラダ油)を加えることだったようです。
日本にシフォンケーキを広めたのは岩田有司とされています。
留学先のカリフォルニアでホームメイドをしていた時に、シフォンケーキに感動してそのレシピを習得したようです。
日本で試行錯誤を繰り返して、1976年にオリジナルのレシピを完成させました。
現在では、日本で最も一般的な洋菓子の1つとして親しまれています。
次に、シフォンケーキが膨らまない原因と膨らますコツなどの紹介をします。
シフォンケーキが膨らまない原因
シフォンケーキが膨らまない原因には、レシピ通りに作っていないケースが多いようです。
お菓子の基本は、分量をキチンと計ることと・オーブンなどの火力に気を付けることです。
レシピ通りに火力に気を付ければフンワリシフォンケーキをつくれます。
材料選び・材料の分量・適切な火力を、守っても上手く膨らまない理由にはメレンゲの泡立てがあります。
シフォンケーキつくりではメレンゲの泡立ては重要ポイントです。
メレンゲの泡立ては経験を積むほかはありません。
メレンゲの泡立てが上手になればフンワリシフォンケーキをつくれます。
メレンゲの泡立て
シフォンケーキが膨らまない原因にはメレンゲの泡立てがあります。
シフォンケーキつくりにベーキングパウダーを使っているレシピもありますが、メレンゲをシッカリ泡立てられればベーキングパウダーは不要です。
メレンゲの泡立てでは、シッカリ角が立って、ボールを裏返ししても落ちてこないくらい固くするのがポイントです。
シフォンケーキを膨らますコツ
シフォンケーキつくりでは、レシピ通りの分量と適切な火力とメレンゲの泡立てになります。
シフォンケーキが膨らまない原因の一つのメレンゲの泡立てのポイントを紹介します。
・ハンドミキサーやボールが汚れていると目レンガの泡立ちが悪くなります。
ハンドミキサーの羽の部分やボールに油分がついていると卵白を泡立てるのは難しくなります。
卵白を泡立てる時は、道具をシッカリ洗って乾燥させてから使いましょう。
メレンゲを作りに時間がかかると卵白の温度が上がって泡立たなくなります。
ボール・ハンドミキサーの羽・卵白を泡立てる前まで冷蔵庫で冷やしておくのもコツです。
卵黄や粉のタネと混ぜるときにはメレンゲをつぶさないようにします。
メレンゲの泡をつぶすとシフォンケーキは膨らみません。