レタスの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?

レタスの保存方法を知っていれば、美味しい葉野菜を楽しめます。

レタスは、地中海沿岸・西アジアを原産とする、キク科アキノノゲシ属の一年草・二年草の人気の野菜です。

レタスの和名はチシャ(萵苣)です。

レタスの種類には、

・ヘッドレタス(タマチシャ)・リーフレタス(葉チシャ・チリメンヂシャ)

・立ちレタス(立ちヂシャ)・カッティングレタス(カキヂシャ)

・ステムレタス(茎チシャ)があります。

ヘッドレタス (タマチシャ)には、クリスプヘッド型とバターヘッド型があります。

クリスプヘッド型は日本で一般に普及している結球性のレタスです。

クリスプ の意味は“ぱりぱりした”で歯触りがよいのが特徴です。

バターヘッド型は、日本では一般的にサラダ菜の名称で知られています。

リーフレタス(葉チシャ・チリメンヂシャ)は非結球レタスになります。

緑色と赤色を帯びている品種があります。

立ちレタス (立ちヂシャ)は結球性レタスです。

立ちレタスはロメインレタスやコスレタスとも呼ばれています。

つぶれた球ではなく、白菜のように丈の高い球状が特徴のレタスです。

日本での栽培・流通は外食産業や中食産業向けが中心になっています。

カッティングレタス(カキヂシャ)は、日本では導入がもっとも古いレタス(チシャ)になります。

生長に合わせて下葉を収穫して食用にするのでカキヂシャと呼ばれます。

日本での食べ方は、生食ではなく・茹でておひたし・味噌和えなどが一般的です。

ステムレタス(茎チシャ)は茎を食用とするレタスです。

アスパラガスレタスとも呼ばれています。

日本では乾燥したものを水で戻して漬け物に加工した「山クラゲ」の名前で知られています。

 

次に、レタスの常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。

 

レタスの冷蔵保存方法

 

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レタスの保存方法には、常温・冷蔵・冷凍保存方法が考えられます。

日持ちしない葉野菜なので常温保存はおススメできません。

購入したらその日に消費してください、余ったら冷蔵庫の野菜室に保存します。

丸のままのレタスを冷蔵保存する場合は、レタスの芯を手でくりぬいてください。

手の小指側で芯を押し抜くように叩くとキレイに芯が取れます。

芯が取れた穴には、水に濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを詰めます。

レタスは新聞紙やラップで包んでビニール袋に入れて、穴の開いた部分を下にして野菜室で保存します。

 

レタス保存方法

 

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丸のままのレタスの保存方法では、冷蔵庫の野菜室での冷蔵保存をおススメします。

レタスの保存期間(賞味期限)を延ばすために芯抜きをします。

芯抜きするときの注意点は、金属製の包丁を使わないことです。

金属製の包丁を使うとレタスの酸化を早めます。

金属が触れた個所から茶色く変色して食べられなくなります。

レタスは手でちぎって使うのが基本です。

丸のままのレタスを冷蔵保存した時の保存期間(賞味期限)は1週間前後です。

 

レタスの冷凍保存方法

 

レタスの長期保存を考える場合の保存方法は冷凍保存になります。

冷凍保存する時には、レタスを水洗いしてから水気をキッチンペーパーでよくふき取ります。

次に、食べやすい・調理しやすい大きさにちぎります。

(金属製の包丁で切るのはNGです)

ちぎったレタスはジップ付き袋に入れて冷凍庫で保存します。

小分けにして保存すると使うときに便利です。

冷凍保存には向いていない食材なので、解凍するビシャビシャになるのでサラダには使えません。

冷凍したレタスは、スープの具・炒め物用・パスタの具など加熱料理に利用できます。

調理するときは解凍しないでそのまま使います。

冷凍保存したレタスの保存期間(賞味期限)は2週間程度になります。