長ネギの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
長ネギ/白ネギの保存方法を知っていれば、美味しいネギ料理を楽しめます。
ネギは、原産地を中国西部・中央アジアとする食用の植物で長ネギという種類があるわけではありません。
ネギは日本では古くから愛用されている野菜です。
味噌汁・冷奴・蕎麦・うどんなどの薬味や、鍋料理に欠かせない食材として人気があります。
ネギには硫化アリルが含まれているので、ネギ特有の辛味と匂いがあります。
料理の脇役として扱われることが多いですが、根深ネギはスープなどの主食材として食べられています。
ネギの青い部分が葉で白い部分が茎と思っている人が多いですが、茎は下にある根から上1cmまです。
ネギの白部分も青い部分も全部が葉になります。
深谷のネギ祭りでは、ネギを真っ黒になるまで焼いて食べます。
白い部分を茎だと思って食べている人も多いですが、実は葉の部分を食べています。
東日本では「ネギ」と言うと「長ネギ」や「白ネギ」を指します。
長ネギ/白ネギは、陽に当てないように土を盛上げて作った白い部分が太い「根深ネギ」になります。
「根深ネギ」の他にも、「ワケギ」・「アサツキ」・「万能ネギ」・「九条ネギ」などが人気です。
西日本では「根深ネギ」のことを「白ネギ」や「ネブカ」などと呼びます。
陽に当てて作った細い葉ネギは単に「ネギ」と呼んでいます。
次に、長ネギ/白ネギの栄養成分や常温・冷蔵・冷凍などの保存方法を紹介します。
長ネギ/白ネギの栄養
長ネギ/白ネギの保存方法を知っていれば、ネギの薬効を健康に役立てられます。
ネギの薬効成分で注目されているのは、ニンニクと同じ硫化アリル(アリシン)が含まれていることです。
硫化アリル(アリシン)には、ビタミンB1の吸収を促進してビタミンB1の働きの持続時間を長くします。
ビタミンB1の働きは、エネルギー変換・疲労物質の代謝促進などです。
長ネギ/白ネギは、
・疲れやすい人・疲れがとれにくい人・血液をサラサラにしたい人
・生活習慣病予防・ストレスが多い・血行不良・冷え性・肩こり・腰痛
・便秘・むくみなどの改善におススメします。
長ネギ/白ネギの常温保存方法
長ネギ/白ネギの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
長ネギ/白ネギの保存の適温温度は0~2℃になります。
冬季であれば常温保存できますが、基本的には冷蔵庫での冷蔵保温をおススメします。
冬季に常温保存する時には、直射日光が当たらない風通しがよい冷暗所にします。
乾燥を避けて新聞紙に包んでビニール袋に入れて立てて保存します。
根がついている長ネギ/白ネギであれば、白い部分を土に埋めると長期保存ができます。
長ネギ/白ネギの冷蔵保存と冷凍保存方法
長ネギ/白ネギの冷蔵保存と冷凍保存方法を紹介します。
長ネギ/白ネギの保存方法では冷蔵保存が適しています。
冷蔵庫に保存する時には、新聞紙に包んでビニール袋に入れて乾燥予防します。
冷蔵庫の野菜室に立てて保存すれば長持ちします。
冷蔵保存の保存期間(賞味期限)は、根がついていないネギであれば1週間程度です。
根がついているネギであれば1~2か月程度になります。
長ネギ/白ネギを長期保存する時には冷凍保存をおススメします。
ネギを洗って水気をとって食べやすいサイズにカットして、キッチンペーパーに包んで保存します。
フリーザーバックに入れて空気を抜いてから冷凍保存します。
食べるときには解凍しないでそのまま調理します。