冬瓜の旬な時期、栄養、効能、妊婦への影響、名前の由来

冬瓜(とうがん)は、ウリ科のつる性一年草になります。

夏野菜の冬瓜はカモウリとも呼ばれます。

カモウリの漢字表記には「氈瓜」・「加茂瓜」・「賀茂瓜」があります。

冬瓜のことを富山県では「カモリ」・沖縄県では「シブイ」と言います。

冬瓜の原産はインド・東南アジアになります。

冬瓜の旬は7~9月頃になります。

冬瓜の実は大きいもので短径30cm×長径80cm程度になります。

美味しい冬瓜を選ぶときには重量感のあるものにします。

切り売りを買う時には種子がたっぷり詰まって表面が瑞々しいものを選びます。

貯蔵性に優れている夏野菜です。

丸(玉)のままの冬瓜を冷暗所保管で保管すれば冬まで日持ちします。

カットした冬瓜は冷蔵庫に保管して早めに調理して食べます。

 

次に、冬瓜のこと・冬瓜の栄養・冬瓜の効能・冬瓜と妊婦さんについて紹介します。

 

冬瓜

 

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冬瓜は「丸冬瓜」と「長冬瓜」に大別されます。

「丸冬瓜(まるとうがん)」は丸みのある球形です。

「長冬瓜」は俵のような長楕円形です。

「長冬瓜」は熟すと表面に白粉をおびます。

「丸冬瓜」には、大丸冬瓜(おおまるとうがん)と小丸冬瓜(こまるとうがん)があります。

大丸冬瓜は本州では古くから生産されている品種です。

「丸冬瓜」・「長冬瓜」に含まれない「沖縄冬瓜(おきなわとうがん)」もあります。

沖縄冬瓜は、俵のような長楕円形の実です。

熟しても白粉が付きません。

冬瓜の95%以上は水分です。

カロリーは100g当たり16kcalです。

カロリーが少ないのでダイエット時の食材におススメです。

果肉は硬めで味にクセがないので、煮物・和え物・あんかけ・汁物・漬物・酢の物などの具材に使われています。

大きく切って風呂吹きにすると美味しいですね。

砂糖漬けやシロップで煮た後砂糖をからめたお菓子としても美味しく食べられます。

次に、冬瓜の栄養・冬瓜の効能・冬瓜と妊婦さんなどの紹介をします。

 

冬瓜の栄養と効能

 

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冬瓜の栄養と冬瓜の効能を紹介します。

冬瓜の栄養成分には、カリウム・ビタミンC・サポニンがあります。

カリウムには、血圧を正常に保ったり細胞を健康に保つ働きです。

カリウムの利尿作用で余分な水分やナトリウムが排泄されます。

余分なナトリウムの排泄で血圧を正常値に戻せます。

カリウムには筋肉機能や心機能を正常に維持する働きをサポートする働きもあります。

ビタミンCには抗酸化作用やコラーゲンを生み出す細胞を増やす働きがあります。

ビタミンCは健康・美容には欠かせないビタミンです。

サポニンには、血中の悪玉コレステロールを低下させる働き・抗アレルギー作用・免疫力向上・糖尿病予防などの働きがあります。

冬瓜には食物繊維も豊富に含まれています。

食物繊維の働きでは、脂質異常症予防・便秘予防・肥満予防・糖尿病予防・動脈硬化の予防・大腸癌の予防が期待できます。

次に、冬瓜と妊婦さんについて紹介します。

 

冬瓜と妊婦さん

 

冬瓜に含まれている栄養成分には、カリウム・ビタミンC・サポニン・食物繊維などがあります。

冬瓜の効能は、利尿作用・抗酸化作用・抗アレルギー作用・免疫力向上・糖尿病予防・脂質異常症予防・便秘予防・肥満予防・動脈硬化の予防・大腸癌の予防などがあります。

冬瓜は妊婦さんが食べても良いのでしょうか。

冬瓜は95%が水分でカリウム・ビタミンC・サポニン・食物繊維を含んでいるので妊婦さんにもおススメの野菜です。

妊婦さんはむくみやすくなるので利尿作用がある冬瓜が役立ちます。

便秘が気になる妊婦さんには食物繊維を含む冬瓜をおススメします。