さや大根の旬な時期、栄養、食べ方、保存方法
さや大根を食べたことはありますか?
さや大根のことを知らない人も多いのではないでしょうか。
大根はアブラナ科の野菜です。
一般的な野菜の「大根」は肥大した根の部分を食べます。
大根を収穫しないでそのまま育てると菜の花を咲かせます。
さや大根は、菜の花が終わった後に出来る実の部分になります。
菜の花が終わって実ができて、中の種が出来始める時期の莢が若くて柔らかいうちに収穫したものが「さや大根」です。
どんな大根にも莢はできますが、食用にする莢は実が大きめで柔らかい物が適しています。
京都市では「京の旬野菜」の一つとして「さや大根」のブランド化がすすめられているようです。
次に、さや大根の旬・さや大根の栄養・さや大根の食べ方・さや大根の選び方と保存方法の紹介をします。
さや大根の旬
さや大根の大きさは品種によってばらつきがあるようです。
徳島県産のさや大根は長さが9~12cm程度です。
「京の旬野菜」に認定されているさや大根は細長くて15~20cmもあります。
さや大根の付け根から種が入る部分はふっくらとインゲンのような見た目です。
種が入る部分から種が入っていない細長く尖った部分が伸びています。
さや大根は、生のまま食べるとシャキシャキした心地よい歯触りを楽しめます。
生のまま食べると、大根の香りとピリッとした辛みを味わえます。
さや大根の旬は春季と秋季にあります。
春季の4月上旬~5月中旬頃までと、秋季の9月中旬~12月中旬頃までが美味しい旬です。
次に、さや大根の栄養・さや大根の食べ方・さや大根の選び方と保存方法を紹介します。
さや大根の栄養
さや大根の旬は春季と秋季の2回あります。
さや大根に含まれている栄養成分には、有効成分・β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などです。
有効成分にはアミラーゼやジアスターゼがあります。
アミラーゼには胃腸の機能を高める働きがあります。
ジアスターゼは大根に含まれている消化酵素です。
ビタミン類ではビタミンCが豊富です。
ミネラル類ではカリウムやカルシウムが豊富です。
さや大根の食べ方は生のままが良いですね。
大根特有の辛さと風味を味わえます。
サッと下茹でして胡麻和えやサラダにしても美味しいです。
炒め物や天ぷらなどでも食べられます。
次に、さや大根の選び方と保存方法を紹介します。
さや大根の選び方と保存方法
さや大根は旬時期に生で食べれば、さや大根の栄養成分を美味しく摂取できます。
さや大根の食べ方では生がおススメですが、サッと下茹でした胡麻和えも美味しいですね。
さや大根の選び方は、表面がみずみずしくて艶のある黄緑色のものにしてください。
莢が膨らみ過ぎていないのが柔らかいですね。
さや大根の保存方法では乾燥予防が大切です。
なるべく早く食べるか、下茹でして乾燥対策をして冷蔵庫で保存します。