お寿司の魚の卵とびっこの親は何?代用品もある?作り方は?

「とびっこ」を使ったお寿司があります。

「とびっこ」は「とびこ」とも呼ばれます。

「とびっこ」のお寿司には、イクラより小粒で透き通った黄金色の小さい球状の卵の集合がのっています。

回転寿司店にも「とびっこ軍艦」というお寿司があります。

有名回転寿司チェーン店のネタランキングでは、サーモン・ブリ・赤エビ・いくら・ほっき貝・鯛などが人気でしたが「とびっこ」のお寿司はありませんでした。

「とびっこ軍艦」などの「とびっこ」を使ったお寿司は、全ての回転寿司店で食べられるわけではなさそうです。

「とびっこ」を使ったお寿司が食べたいときには、インターネット上のHPなどで食べられるお寿司屋さんを確認してください。

 

次に、とびっこ寿司のこと・とびっこの親は?・とびこの製造などの紹介をします。

 

とびっこの親

 

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とびっこ寿司に使われる「とびっこ」は「とびこ」とも呼ばれます。

「とびこ」の漢字表記は「飛子・飛び子」になります。

「飛び子(とびこ)」は、飛魚(とびうお)の卵を塩漬けにした食品になります。

「とびっこ」の親は飛魚(とびうお)です。

飛魚(とびうお)は、ダツ目トビウオ科に属する魚です。

太平洋・インド洋・大西洋の亜熱帯から温帯の海に生息しています。

飛魚の種類は、世界で50種ほどになるようです。

日本近海には30種類弱の飛魚が生息していると考えられています。

飛魚の名前の由来は、胸ビレを広げて水上を滑空するからだと考えられています。

九州や日本海側では飛魚の別名に「アゴ」があります。

長崎県には飛魚を原料にした「あごだし」があります。

平戸の「あごだし」が人気のようです、試してみませんか。

飛魚は島根県の「県の魚」にも指定されています。

 

とびっこ寿司

 

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「とびっこ・とびこ」のお寿司は、飛魚の卵を塩漬けにしたものをネタにしています。

飛魚の卵は寿司のネタとして利用されることが多く、ちらし寿司や軍艦巻きなどに使われています。

飛魚の卵の大きさは直径約1mmです。

飛魚の卵の皮は固くて噛むと粒がはじける感触を楽しめます。

回転寿司では「とびっこ・とびこ」を使ったお寿司の「とびっこ軍艦」などが人気のようです。

 

とびっこの代用品は?

 

「とびっこ」の名称は、本社・兵庫県芦屋市の水産加工会社の「かね徳」が製品として商標登録されています。

飛魚の卵は「飛卵(とびらん)」などの表記で売られていることもあります。

「とびこ・とびらん」とも呼ばれる飛魚の卵の塩漬け食品は、現在はインドネシアなどの南方海域からの輸入品が多いようです。

飛魚の卵はゴールデンキャビアの名前でカナッペなどにされることがあります。

黒く着色した飛魚の卵の塩漬けは人工キャビアとして利用されることもあります。

「とびこ」の代用品にはカラフトシシャモの卵があります。

カラフトシシャモの卵は「ししゃもっこ」や「まさご(真砂子)」とも呼ばれているようです。