ターツァイの旬な時期、栄養、食べ方、保存方法

ターツァイはアブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜になります。

中国の華中が原産と言われている白菜や青梗菜と同じ仲間の野菜です。

中国の代表的な冬野菜になります。

近年は日本でも栽培が拡大しています。

日本での主な産地は、静岡県・長野県・北海道です。

ターツァイは、長い葉柄の先に楕円形の葉をつけています。

青梗菜と同じ不結球タイプの野菜です。

ターツァイの姿がスプーンに似ているので「しゃくしな(杓子菜)」の別名もあります。

 

次に、ターツァイの旬・ターツァイの栄養・ターツァイの食べ方・ターツァイの選び方や保存方法などの紹介をします。

 

ターツァイの旬

 

c151b49643d87b629602e03bd49775a8_t

 

ターツァイは中国読みで、日本ではターサイと呼ばれることが多いようです。

青梗菜などと同じようにターツァイも日本での栽培が多くなっています。

ターツァイの旬は冬期です。

市場には周年出回っている野菜ですが、旬の時期は12月から2月頃となります。

霜が降りると甘みがまし、美味しくなるといわれています。

冬期の2月ごろに収穫するものが最も美味しいとされています。

2月頃が美味しいことから「如月菜(きさらぎな)」とも呼ばれることもあります。

ターツァイは花芽も美味しい野菜です。

花芽の旬は2月頃から3月とされています。

宮城県で作られている「ちぢみ雪菜」はターサイの変異種とも言われています。

次に、ターツァイの栄養・ターツァイの食べ方・ターツァイの選び方や保存方法などの紹介をします。

 

ターツァイの栄養

 

5183737ded2d78660d449a58dcf4a8665698a452_45_2_3_2

 

ターツァイの旬は2月頃です。ターツァイに含まれている栄養成分には、β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などがあります。

β-カロテンには、抗発ガン作用・生活習慣病予防が期待できます。

β―カロテンは体内でビタミンAに変換されます。

髪・粘膜・皮膚の健康維持や視力維持に役立ちます。

ビタミン類ではビタミンCが多く含まれています。

ビタミンCは、風邪の予防・疲労の回復・美肌キープに役立ちます。

ミネラル類は、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄などです。

ターツァイの食べ方は炒め物がおススメです。

ターツァイは炒めると食感がよくなります。

炒め料理は色合いもキレイですね。

豚肉や牛肉との相性はとても良いし、油との相性が良い野菜です。

煮物や漬物でも美味しく食べられます。花芽はお浸しにおススメします。

次に、ターツァイの選び方や保存方法の紹介をします。

 

ターツァイの選び方や保存方法

 

ターツァイの旬は冬期になります。

ターツァイには、β―カロテン・ビタミン類・ミネラル類・食物繊維などの栄養成分が含まれています。

ターツァイの食べ方でのおススメは豚肉や牛肉との炒め物です。

ターツァイの選び方は、葉の色が濃く鮮やかな緑色がポイントです。

葉先がしおれていなくてシャキッとして葉に厚みがあれば美味しいですね。

ターツァイの保存方法では乾燥に注意します。

濡らした新聞紙などで包んでビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存してください。

葉を上に切り口を下にして保存すると良いです。

冷凍保存はおススメできません。