冬瓜(とうがん)の保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?

冬瓜(トウガン)の保存方法を知っていれば美味しい料理を楽しめます。

冬瓜(トウガン)は、ウリ科のつる性一年草の野菜です。

冬瓜(トウガン)はカモウリ(氈瓜・加茂瓜・賀茂瓜)とも呼ぶ夏野菜です。

富山県では「カモリ」・沖縄県では「シブイ」と呼ばれています。

冬瓜(トウガン)は秋の季語にもなっています。

冬瓜(トウガン)の栽培品種は2つに大別されます。

丸みのある球型の「マルトウガン(丸冬瓜)」と、長さや俵のような長楕円形の「ナガトウガン(長冬瓜)」です。

冬瓜(トウガン)の大きさは2~3kg程度のミニサイズから10kgを超える巨大なものまであります。

冬瓜(トウガン)では、大丸冬瓜・小丸冬瓜・長冬瓜・沖縄冬瓜が知られています。

大丸冬瓜(オオマルトウガン)は、本州で古くから生産されている丸みのある球型の品種です。

熟すと表面に白粉をおびます。

小丸冬瓜(コマルトウガン)はミニサイズの丸い品種になります。

20cm程度の球径で重さは2.2kg程度です。

小玉で球形なので扱いやすい大きさの冬瓜として知られています。

長冬瓜(ナガトウガン)は、長く伸びやや細いものや、俵のような長楕円形の品種になります。

熟すと表面に白粉をおびます。

沖縄冬瓜(オキナワトウガン)は、俵のような長楕円形の品種です。熟しても白粉が付きません。

 

次に、冬瓜(トウガン)の常温・冷蔵・冷凍保存方法の紹介をします。

 

冬瓜(トウガン)

 

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冬瓜(トウガン)の保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。

冬瓜(トウガン)の栄養成分では、カリウムと食物繊維が豊富です。

冬瓜100g当たりのカリウム含有量は200mgです。

カリウムには利尿効果があるので、むくみや高血圧改善が期待されます。

冬瓜に含まれている食物繊維は100g当たり1.5gです。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が2:1のバランスで含まれています。

食物繊維が豊富で低カロリーなのでダイエットサポート食品として注目されています。

 

冬瓜の常温保存

 

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冬瓜(トウガン)の保存方法には常温保存があります。

冬瓜は非常に貯蔵性が高い野菜だと言われています。

カットしていない冬瓜であれば上手に常温保存すれば数ヶ月は保存できます。

冬瓜を常温保存する時には、風通しが良い冷暗所を選びます。

カットした冬瓜の長期保存はできません。

カットした冬瓜はラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。

カットした冬瓜は鮮度がスグに落ちるので早めに食べるようにしてください。

夏に収穫しても常温で2~3ヶ月は保存できます。

夏に収穫しても“冬までもつ瓜”だったことから冬瓜と名付けられたようです。

 

カットした冬瓜

 

カットした冬瓜の保存方法は冷蔵保存と冷凍保存になります。

冬瓜の冷蔵保存では、中心のワタの部分から傷み始めるので、種とワタの取り除きがポイントになります。

カットした冬瓜を冷蔵保存する時には、種とワタの部分を取り除いてラップで包んで冷蔵庫の野菜室に保存します。

冷蔵の保存期間(賞味期限)は3~4日です。

冬瓜を冷凍保存する時にも、種とワタを取り除きます。

皮を剥いた後にカットして、金属トレーにのせて急速冷凍します。

冬瓜が凍ったら冷凍用保存袋に入れ替えて冷凍庫で保存します。

冷凍での保存期間(賞味期限)は約1ヶ月です。

冷凍冬瓜を使う時には、半解凍で汁の実や煮物にします。