ハスカップの旬の時期、種類、カロリー、糖質
ハスカップの果実を食べたことがありますか。
ハスカップの果実は不老長寿の秘薬といわれていたようです。
ハスカップは、北海道内では主に勇払原野に自生しています。
本州以南では高山植物としてのハスカップが知られています。
ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の低木で、果実を食べます。
ハスカップの和名には「クロミノウグイスカグラ」があります。
クロミノウグイスカグラを漢字表記すると「黒実鶯神楽」になります。
苫小牧市では「ゆのみ」と言う愛称で親しまれているようです。
ハスカップの名称は、ハスカップの実を指す、アイヌ語ハシカプに由来すると言われています。
次に、ハスカップのこと・ハスカップの種類・ハスカップのカロリーや糖質・ハスカップの旬などの紹介をします。
ハスカップ
ハスカップは、薄く折り重なるような特徴のある樹皮を持っています。
初夏に白い花をつけるハスカップの果実は、黄緑色から熟すと青紫色になります。
野生のハスカップは酸味が強くて甘みはほとんどありません。
やせた土壌では酸味が強くなる傾向があります。
栽培されているハスカップの果実の味はブルーベリーに似ています。
ハスカップの果実には、ビタミン類やミネラル類が含まれています。
ビタミンC・カルシウム・アントシアニンなどが豊富に含まれているようです。
ハスカップは、生のままの保存が極めて難しいとされています。
生のままだと、徐々に果肉や皮が柔らかくなり、溶け出して液状化してしまいます。
ジャム・果実酒・菓子などの加工用として、ハスカップは北海道内で広く栽培されています。
ハスカップを加工した状態の食品が多く流通しています。
品種改良により、甘みを増したハスカップや、多く実のなるハスカップも広まっているようです。
近年の冷凍技術の発達で、実を冷凍した状態で流通しているケースもあります。
冷凍したハスカップの流通量は極少です。
果樹として野生種から改良されたハスカップの種類には「大実ハスカップ」があります。
大実ハスカップは、耐寒性があり強健で育てやすい果樹として知られています。
大実ハスカップには、旬の時期にはとても大きな実がたくさんなります。
ます。次に、ハスカップのカロリーや糖質・ハスカップの旬などの紹介をします。
ハスカップのカロリー・糖質
ハスカップの100g当たりのカロリーは53Kcalになります。
果物の平均カロリーはが61Kcalなので、ハスカップのカロリーは果物の中では標準的だと考えられます。
ハスカップ1個分の重さは0.8~2gになるので、ハスカップ1個分のカロリーは0.4~1Kcalになります。
ハスカップの100g当たりの糖質は10.7gになります。
ハスカップ1個の重さが0.8~2gとすれば、糖質量は0.085~0.214gになります。
生のハスカップであれば10個食べても糖質量は2g前後です。
糖質が低い果物なのでダイエット食として良さそうです。
只、ハスカップは長期保存が難しいのでジャムなどの加工品が多くなります。
加工品には甘味料が加えられたジャムやジュースなどになるので、カロリーは高くなります。
新鮮な生のハスカップを食べるのは生産地でなければ難しいですね。
冷凍されたハスカップは甘酸っぱいので、ヨーグルトに入れて食べるのをおススメします。
次に、ハスカップの旬を紹介します。
ハスカップの旬
ハスカップの種類には野生種を改良した大実ハスカップがあります。
ハスカップの100g当たりのカロリーは53Kcal・糖質は10.7gになります。
ハスカップの旬の時期は初夏~夏になります。
ハスカップが旬を迎えるのは6~8月になります。
いちご・マンゴー・ブルーベリーの旬の頃と同じ時期です。
ハスカップの栽培の始まりは、アイヌ人が不老長寿の薬として重宝したことが始まりのようです。
ハスカップを本格的に生産したのは昭和8年頃だとされています。