BBQがバーベキューの略語である理由、意味と焼肉との違い
バーベキューが大好きという人も多いですね。
バーベキューはBBQ(bbq)などと略語で使われていることが多いようです。
人気の焼き料理にはバーベキューの他にも焼肉がありますが違いが分かりますか。
バーベキューの英語表記は「barbecue・barbeque」になります。
バーベキューの歴史は、16世紀にカリブ海の「ヒスパニオラ」という島から生まれているようです。
「ヒスパニオラ」に上陸したスペインの探検家が、先住民のタイノ族の調理法を見たことに由来しているとする説が有力です。
バーベキューの語源も西インド諸島の先住民(タノイ族)にあると考えられています。
西インド諸島の先住民(タイノ族)の、肉の丸焼き用の木枠を使った調理方法を指す言葉の「バルバコア」がバーベキューの語源だと考えられています。
「木枠」とは、直火に当たらないように生木で組んだプラットフォームです。
直火に当たらないように木枠を使った調理法の「バルバコア」が、「丸焼き」を意味するスペイン語の「barbacoa」に転化したと考えられています。
アメリカでバーベキューが頻繁に行われるようになったのは、バージニア植民地が建設されてからだと考えられています。
アメリカの植民地時代では、調理を務めていたのは主にアフリカ大陸からの黒人奴隷でした。
バーベキューを料理する人のことは「ピットマスター」と呼ばれていました。
20世紀にはアメリカで商業的なバーベキューが始まりました。
イベント会場でのバーベキューや、バーベキューを常設したレストランが登場して、アメリカで大ブームになったようです。
1920年代のアメリカでは、家庭用グリルやチャコール・ブリケットが市場に出回っています。
次に、バーベキューのこと・バーベキューはBBQ(bbq)・略語のBBQとは・バーベキューと焼肉の違いなどの紹介をします。
バーベキュー
バーベキューは、薪・炭・豆炭などの弱火を使って、肉や野菜や魚介類などの具材をじっくりと焼く料理になります。
バーベキューは、煙で燻す調理法も含まれます。
バーベキューには定義があります。
バーベキューの定義では、半日以上じっくりと火を通した豚の丸焼きなどになります。
直火で短時間に肉を焼いて食べる調理法は、グリル(grill)になります。
次に、バーベキューのことをBBQ(bbq) 略語を使う理由・バーベキューと焼肉の違いなどの紹介をします。
バーベキューとBBQ
バーベキューのことをBBQ(bbq)と略語を使うことが多いですね。
バーベキューの英語表記は「barbecue」が一般的ですが、アメリカの一部のレストランでは「barbeque」も使われているようです。
「BBQ」は、英語表記の「barbeque」からきています。
英語圏ではBBQだけでなく、「Bar-B-Cue」や「Bar-B-Q」などの略語も使われています。
次に、バーベキューと焼肉の違いを紹介します。
バーベキューと焼肉の違い
バーベキューはBBQ(bbq)と略されて、人気の調理法になっています。
焼き料理には「バーベキュー」の他にも「焼肉」があります。
「バーベキュー」と「焼肉」の違いはどこにあるのでしょうか。
日本の焼肉は、調理をすることと食べることが同時進行している調理法&食事法になっています。
日本の「焼肉」料理は、“焼きながら食べる”が一般的です。
アメリカのバーベキューは、肉や野菜を全て焼いてしまってから食べます。
バーベキューの基本は、調理した肉や野菜を皿に綺麗に盛り付けてから、皆で一斉に食べます。
調理をメインにしているのが「焼肉」で、料理をメインにしているのが「バーベキュー」とも考えられます。
焼き終えてから食べるのが「バーベキュー」と違い、「焼肉」は焼きながら食べます。