いちごのブツブツは種じゃない?種はどこにある?黒い粒は何?

苺(いちご)は人気の果物です。

そのまま食べても美味しいですが、ケーキや大福につかわれている苺(いちご)も格別です。

日本で栽培されている苺(いちご)は、甘くてジューシーなので海外でも人気があるようです。

苺(いちご)を食べている時に“ぶつぶつ”が気になったことはありませんか。

苺(いちご)のぶつぶつは何でしょうか。

ぶつぶつは苺(いちご)の種なのか気になります。

苺(いちご)の黒い粒のことを知っていれば、食べる時にカビ?などと慌てなくてもよさそうです。

 

次に、苺(いちご)のこと・苺(いちご)のぶつぶつは何?・苺(いちご)の種は?・苺(いちご)の黒い粒は?・苺(いちご)の栄養成分、などの紹介をします。

 

苺(いちご)

 

a359d0f485cddb7b5c143bd760ef76

 

苺(いちご)は、甘みがあるために果物として位置づけられることが多いですが、野菜として扱われることがあるようです。

野菜として扱われる理由は、草本性の植物だからです。

野菜と果物(果実)の分類については、はっきりした定義はありません。

分類の仕方は国によっても違います。

日本では、生産・流通・消費などの分野で分類の仕方が異なるものもあります。

一般的に野菜とされる植物は、田畑に栽培されている・加工を前提としない・草本性である、などです。

メロン・スイカなどと同じく苺(いちご)も野菜に分類されます。

只、果実的な利用をすることから「果実的野菜」として扱われているようです。

日本で流通している苺(いちご)は、ほとんどがオタンダイチゴ系になります。

苺(いちご)の可食部は花托の発達したものになります。

日本の商業栽培品種には、「とよのか」・「女峰(にょほう)」・「章姫(あきひめ)」・「雷峰(らいほう)」・「レッドパール」・「アスカウェイブ」・「とちおとめ」・「さがほのか」・「とちひめ」・「あまおう」・「べにほっぺ」、などがあります。

次に、・苺(いちご)のぶつぶつは何?・苺(いちご)の種は?・苺(いちご)の黒い粒は?・苺(いちご)の栄養成分、などの紹介をします。

 

苺(いちご)のぶつぶつ

 

bf300f34359e481729bad92996f1c9db_t

 

苺(いちご)のぶつぶつは何?・苺(いちご)の種は?・苺(いちご)の黒い粒は?の紹介をします。

苺(いちご)で食べている部分は「花托」の発達したところです。

果物の実は、大きく分けて「真果」と「偽果」に分けられます。

「真果」は、めしべの下部の子房部分になります。

「偽果」は、子房以外の部分が大きくなった実のことです。

以上から苺(いちご)で、甘くて美味しいと食べている部分は「偽果」になります。

苺(いちご)だけでなく、「偽果」にはリンゴ・ナシ・イチジクなどがあります。

梅・柿・桃、などは「真果」です。

苺(いちご)の表面に分布する、黒い粒々(ぶつぶつ)が「痩果(そうか)」という果実です。

痩果とは、「果肉がない1個の種子をもつ果実」という意味になります。

粒々・ぶつぶつの1つの中に、胚珠であった種子が入っています。

次に、苺(いちご)の栄養成分、などの紹介をします。

 

苺(いちご)の栄養

 

苺(いちご)のぶつぶつは何?・苺(いちご)の種は?・苺(いちご)の黒い粒は?と子供から聞かれたら、「痩果(そうか)」という果実だと答えてください。

苺(いちご)に含まれている魅力的な栄養成分は、ビタミンCとアントシアニンです。

苺に含まれているビタミンCの100g当たりの平均的な含有量は54mgです。

「おいCベリー」という品種には、100g当たり87mgもビタミンCが含まれているようです。

ビタミンCには抗酸化作用があり、風邪予防・美肌つくり・疲労回復などに効果的だとされています。

アントシアニンは、苺の赤い色素成分です。

アントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労回復や視力回復に有効だとされています。

アントシアニンには、活性酸素を減らす働きもあるのでガン予防にも効果的です。