レモンを離乳食に使ってよいのはいつから?アレルギーは?
レモンを離乳食(りにゅうしょく)に使いたいママも多いようです。
離乳食は赤ちゃんの「飲む」から「食べる」に変わる離乳期間の食事スタイルになります。
乳幼児の栄養源を、「飲む」母乳やミルクから「食べる」に切り替えるための期間に離乳食を食べさせます。
離乳食を食べる期間を離乳期といいます。
離乳期の期間には個人差がありますが、生後4、5ヶ月頃から1歳半くらいとされています。
一般的には生後1歳半くらいまでには離乳食を完了させて通常の食事になります。
但し飲む食事~離乳食~普通の食事への移行期間には個人差があるので赤ちゃんの「食」スタイルを尊重するのが大切です。
乳幼児本人に無理のない時期と期間が望ましい「食」移行スタイルになります。
離乳期は乳幼児の月齢や食物の状態で4つの期間に分かれます。
「ゴックン期」・「モグモグ期」・「カミカミ期」・「パクパク期」区分です。
「ゴックン期」・「モグモグ期」・「カミカミ期」・「パクパク期」区分の月齢はあくまでも目安です。
子供の発育状態などによって、「ゴックン期」・「モグモグ期」・「カミカミ期」・「パクパク期」の進め方は異なります。
ママや周りが安心したいがために離乳期の段階を無理に進めると体調不良になります。
赤ちゃんが食事への興味を失ってしまうことがあるので、離乳期の食事には注意が必要です。
次に、レモンの栄養・効能や離乳食として使う時期などについて紹介します。
レモンの栄養
レモンには栄養成分が豊富に含まれているので離乳食の食材に使いたいママも多いようです。
レモンにはクエン酸・ビタミンCが豊富に含まれています。
クエン酸やビタミンCだけではなく、ビタミンB群・ビタミンEなどのビタミン類・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル類も含んでいます。
ビタミンCの含有量は100g当たり100mgです。
ビタミンCには抗酸化作用・コラーゲン生成作用・ストレス改善・メラニン色素抑制などの働きがあります。
レモンにはポリフェノールの一種の「エリオシトリン」も含まれています。
「エリオシトリン」には、アンチエイジング・生活習慣病予防の効果があるとされています。
栄養成分豊富なレモンを離乳食に使うにはどうすればよいのでしょうか。
レモンと離乳食
レモンを離乳食に使う時期は生後11ヶ月~1歳頃の「パクパク期」からが良いのではないでしょうか。
赤ちゃんは本能的に酸っぱいものを嫌がります。
酸っぱいものを「腐っている」・「熟れていない」と本能的に判断するようです。
味に敏感な赤ちゃんでは、離乳食に香りつけ程度にレモンを使っても食べないこともあります。
酸味を気にしない赤ちゃんもいるので試してみなければ分かりません。
レモンとアレルギー
レモンを離乳食に使いたいと考えているママはレモンアレルギーに注意が必要です。
レモンアレルギーは、レモンを食べるだけでなく接触しても発症します。
レモンアレルギーの反応は人によって様々です。
レモンアレルギーの症状は、全身にあらわれる人から身体の一部にでる人まで幅があります。
レモンアレルギー症状には、赤み・痒み・かぶれ・発疹・湿疹・しびれなどの皮膚的症状が一般的です。
レモンアレルギー症状には、下痢・吐き気・嘔吐・呼吸困難的症状などもあります。
家族にアレルギー体質の人がいる場合は、離乳食にレモンを加えるのは避けた方が良いですね。
成長してアレルギー反応の検査をしてからでも遅くはありません。