くわいの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
くわい(慈姑)の保存方法を知っていれば美味しい料理を食べられます。
くわい(慈姑)は、中国を原産地としたオモダカ科の水生多年草になります。
くわい(慈姑)は、田草・燕尾草・クワエなどとも呼ばれます。
日本にくわい(慈姑)が渡来したのは平安時代だと考えられています。
江戸時代頃から盛んに栽培されて、縁起のよい野菜としてお節料理や祝いの席で親しまれてきました。
くわい(慈姑)の食用部分は地下の塊根部になります。
くわい(慈姑)の栄養成分には、
・炭水化物・タンパク質・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6
・葉酸・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・ビタミンC・ビタミンE
・ビタミンK・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・マンガン
・リン・セレン・モリブデン・鉄・銅・亜鉛・食物繊維などがあります。
くわい(慈姑)に含まれているカリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を排泄する働きがあります。
夏バテ改善や高血圧の予防・改善にくわい(慈姑)料理を食べませんか。
ビタミンB群のビオチンの含有量は野菜類の中ではトップクラスだとされています。
ビオチンの働きには、皮膚の健康キープ・筋肉痛の緩和・疲労回復などがあります。
くわい(慈姑)料理をおススメしたいのは、高血圧が気になる人・疲労回復や夏バテの改善をしたい人です。
次に、くわいの常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
くわいの保存方法
くわいの保存方法には、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存が考えられます。
くわい(慈姑)を常温保存する時には、直射日光を避けた風通しの良い冷暗所に保存します。
くわいは水をいれた容器に浸して保存してください。
くわい(慈姑)を浸した水は毎日取り換えます。
くわいの冷蔵保存方法
くわい(慈姑)の保存方法では冷蔵保存が適しています。
冷蔵保存では冷蔵庫の野菜室に保存します。
キレイに洗ってからくわい(慈姑)を冷蔵保存します。
・濡れた新聞紙に包んでビニール袋に入れて冷蔵保存する方法
・水を入れたタッパーなどの容器に浸して冷蔵保存する方法があります。
水を入れたタッパーなどに浸す保存方法では、2~3日間に一度は水替えを行ってください。
くわいの冷凍保存方法
くわい(慈姑)の保存方法には冷凍保存があります。
冷凍保存する場合は調理の下処理をします。
下処理をしてから調理する分だけ小分けにして冷凍すれば、必要に応じて調理して食べられます。
下処理では慈姑の皮をむいて水に浸します。
鍋に慈姑を入れて米のとぎ汁を入れてお湯を沸騰させて7~10分ほど煮てアクを抜きます。
アク抜きしたら数分間水にさらします。