そばアレルギーの症状が突然でた!?子供は何歳から大丈夫?

そばアレルギーに困っている人も多いようです。

「そば」は日本では古くから親しまれてきた食品です。

「かけそば」や「ざるそば」だけでなく、いろいろな食品にそばは使われています。

大人だけでなく子供がそばアレルギーだったときのためにも、アレルギーのことを調べるのも大切です。

アレルギーは免疫機能が過剰反応してしまうことで発症します。

そばアレルギーの原因は、そば粉に含まれているタンパク質の「そばアレルゲン」です。

タンパク質の「そばアレルゲン」は、水溶性なのでそばの茹で汁に溶け出します。

気をつけなければいけないのは、そばを食べるだけでなくそばのゆで汁で茹でた“うどん”などでもアレルギーを発症する危険性があることです。

そば粉が飛散して鼻や口から体内に入ってもアレルギー症状を発症することがあります。

日本麺類業団体連合会ではそばアレルギー調査をしています。

調査によるとそばアレルギーは、摂取したそばアレルゲンの量が少なくても重篤な症状を引き起こす可能性があるとの結果が出ています。

そばアレルギーだけではなく、食べ物アレルギーの種類はたくさんあります。

・卵アレルギー・小麦アレルギー・米アレルギー・牛乳アレルギー・大豆アレルギー

・ピーナッツアレルギー・アルコールアレルギー・果物アレルギー・牡蠣アレルギー

・甲殻類アレルギー・菓子アレルギー・チョコレートアレルギーなどです。

食物アレルギーが気になる人は病院で検査してもらうと安心です。

 

次に、そばアレルギーについて紹介します。

 

そばアレルギーの症状

 

0be298a3d23385b32baa7a1a74b1c45d_t

 

そばアレルギーは日本人に多く見られる食べ物アレルギーです。

そばアレルギーは、「そば」を食べてから15分~数時間で発症します。

そばアレルギーで現れる症状は、植物アレルギーの症状と大体同じです。

そばアレルギーでは、皮膚・粘膜・消化器・呼吸器・全身に症状が現れます。

皮膚には、かゆみ・じんましん・皮膚の腫れ・皮膚の赤み・湿疹などがあらわれます。

粘膜には、目の充血・くしゃみ・鼻汁・舌の違和感・のどのかゆみなどがあらわれます。

消化器には、腹痛・吐き気・嘔吐があらわれます。

呼吸器には咳嗽・呼吸困難などがあらわれます。

そばアレルギーの症状のなかでは、全身性症状のアナフィラキシーショックが危険です。

アナフィラキシーショックでは、意識障害・急激な血圧低下などが起こります。

アナフィラキシーショックでは、適切な処置が遅れると生命への危険リスクが高まります。

子供がそばアレルギーと診断されたら、そばの取り扱いやそば関連品に注意をすることが大切です。

 

そばアレルギー検査

 

血液検査

 

血縁者にそばアレルギーの人がいたら、子供のそばアレルギー検査をすることをおススメします。

そばアレルギーの検査方法は、主に血液検査になります。

そばアレルギー検査は、小児科・皮膚科・アレルギー科で検査を受けられます。

検査では血液を採取して、そばに対してアレルギー反応を引き起こすタンパク質の「IgE抗体」が血液中に含まれている量を測ります。

子供のそばアレルギーについては、一般的そばを食べた後にアレルギー反応が出て気づくことが多いようです。

そばアレルギーを発症して慌てないように検査しませんか。

 

そばアレルギー対策

 

血縁者にそばアレルギーの人がいたら、まずそばアレルギー検査をしましょう。

アレルギーが心配で「そば」を控えている妊婦や幼児がいますが、栄養豊富で美味しいそばを理由なく避けるのはもったいないです。

検査をしてから、安心してそばを味わってください。

そばアレルギーと診断された場合は、そばやそばを使って作られた食品は食べないようにします。

そばは、さまざまな食品に使われているので必ず原材料表示を確認します。

そば屋さん近隣に飛散しているそば粉を吸引しないように注意しましょう。

外食では、そばと他の麺類を同じ釜で茹でていないか確認しましょう。

そば殻の枕でもアレルギー反応は起こります。

普段からそばに対して敏感になることが大切です。

食物アレルギーは成長とともに治るケースも多いですが、「そばアレルギー」治りにくいとされています。