お正月のおとそ(お屠蘇)の作り方、飲み方、作法

Sponsored Link

正月の元日の朝に飲むお屠蘇は、一年間の邪気を払い長寿を願う縁起物の酒になります。

お屠蘇の主材料は日本酒・赤酒・みりんになります。

日本酒・赤酒・みりんなどに屠蘇散を浸してお屠蘇をつくります。

「お屠蘇」の意味にはいろいろな説がありますが、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)る説や悪鬼を屠り魂を蘇生させる説などが良く知られています。

現在の屠蘇散に配合する生薬は、白朮・山椒・桔梗・肉桂・防風・細辛・乾薑などを用いるのが一般的になっています。

 

次に、お屠蘇の作り方・お屠蘇の飲み方・お屠蘇の作法などの紹介をします。

 

お屠蘇の作り方

 

s_tososan

 

お屠蘇の美味しい作り方を知っていればお正月の元日も楽しくなりそうです。

お屠蘇は日本酒・赤酒・みりんに屠蘇散を浸して作ります。

「屠蘇散」の中身は漢方薬に使われる生薬になります。

屠蘇散の種類は多くて10種類程度です。

屠蘇散は市販されています。

市販の屠蘇散に使われている生薬は、通常5~6種類程度になります。

屠蘇散の種類や配合数は地域や時代によって違います。

代表的な生薬と、その効能を紹介します。

白朮(ビャクジュツ)・山椒(サンショウ)・桔梗(キキョウ)・肉桂(ニッケイ)・防風(ボウフウ)などが屠蘇散に使われています。

白朮は、キク科オケラ・オオバナオケラの根です。

白朮には、利尿作用・健胃作用・鎮静作用があります。

山椒はサンショウの実です。

山椒には健胃作用・抗菌作用などがあります。

桔梗はキキョウの根です。

桔梗には鎮咳去啖作用・鎮静・沈痛作用があります。

肉桂はニッケイの樹皮になります。

肉桂・シナモンには、健胃作用・発汗・解熱作用・鎮静・鎮痙作用などがあります。

防風はセリ科ボウフウの根になります。

防風には、発汗・解熱作用、抗炎症作用などがあります。

屠蘇散の作り方は、市販や家庭オリジナルの屠蘇散を日本酒や赤酒に浸してつくります。

浸す時間や屠蘇散の配合は、それぞれの家庭で調整してください。

次に、お屠蘇の飲み方やお屠蘇の作法などの紹介をします。

 

お屠蘇の作法

 

l3335830002228581

 

お屠蘇の作り方は市販や自作の屠蘇散を日本酒や赤酒に浸して作ります。

お屠蘇の飲み方の前に、お屠蘇を入れる屠蘇器の作法を紹介します。

お屠蘇は普段使っている酒器は使いません。

お屠蘇は屠蘇器(とそき)と呼ばれる酒器揃えによって供されます。

屠蘇器は、

・屠蘇散と日本酒・赤酒を入れる銚子(ちょうし)

・屠蘇を注ぐ盃

・重ねた盃をのせる盃台

・これらを載せる盆からなります。

屠蘇器にはいろいろな種類があります。

漆器製・陶磁器製・ガラス製などがありますが、一般的には漆器製を多くの家庭で使っているようです。

 

お屠蘇の飲み方

 

お屠蘇の飲み方を紹介します。

お屠蘇は、屠蘇器の小・中・大の三種の盃を用いて飲みます。

昔からお屠蘇を飲むと、「一人これを呑めば一家病無く、一家これを呑めば一里病無し」と言われています。

正月の元日には、お屠蘇を飲まなければ一年が始まらないと思っている人も多いのではないでしょうか。

お屠蘇は年少の者から年長の者への順に頂くのが作法です。

お屠蘇の作り方は、日本酒や赤酒に屠蘇散を浸します。

お屠蘇の飲み方・お屠蘇の作法のポイントは、屠蘇器に入れたお屠蘇を年少者から年長者の順番に飲むことです。

 


PAGE TOP