スパークリングワインとシャンパンの違い。度数、味、製法も違う?

スパークリングワインとシャンパンの違いを知らないと、チョット恥ずかしいことになりそうです。

発泡性のあるワインがシャンパンだと思っている人も多いようです。

泡の出るワインがすべて「シャンパン」ではありません。

スパークリングワインとシャンパン(シャンパーニュ)の度数の違いも気になりますね。

ワインのフランス語表記は「vin」で、英語表記は「wine」です。

ワインは、ブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料です。

ワインのことを、「葡萄酒」・「ぶどう酒」とも呼びます。

通常は「ワイン」と呼ばれるアルコール飲料には、他の果汁を主原料とするものは含まれません。

ワインは、日本の酒税法では「果実酒」に分類されています。

ワインは世界で最も多くの地域で愛されているアルコール飲料の一つです。

ワインの種類には、「白ワイン」・「赤ワイン」・「ロゼワイン」があります。

白ワインは、無色~黄色を帯びたワインです。

白ブドウなど果皮の色が薄い色のブドウを主原料にしています。

赤ワインは、赤色・赤褐色・濃い紫色のワインになります。

赤ワインは白ワインよりもタンニン(渋み成分)を多く含むので長期保存が可能です。

黒ブドウや赤ブドウを原料にしたワインです。

ロゼワインはピンク色のワインです。

ロゼワインの別名にはピンクワインがあります。

 

次に、スパークリングワインとシャンパンの違い・スパークリングワインとシャンパンのアルコール度数などの紹介をします。

 

スパークリングワイン

 

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スパークリングワインとシャンパンの違いを分かるために「スパークリングワイン」の概要を紹介します。

スパークリングワインの英語表記は「Sparkling wine」になります。

スパークリングワインは、「発泡性ワイン」・「発泡性葡萄酒」とも呼ばれます。

スパークリングワインは、ワインの一種で二酸化炭素を多く含有する特徴があります。

二酸化炭素を多く含むワインをスパークリングワインと呼びます。

スパークリングワインを開栓すると、圧力が下がって二酸化炭素が気泡として立ち上ってきます。

通常のワインにも炭酸ガスは含まれていますが、溶け込んでいる二酸化炭素の量が少ないので開栓しても発泡しません。

スパークリングワインには2つあります。

瓶内発酵のために二酸化炭素が溶け込んでいるタイプと、人工的に二酸化炭素を吹き込んだ炭酸ワインと呼ばれるタイプです。

次に、シャンパンのこと・スパークリングワインとシャンパンのアルコール度数、などの紹介をします。

 

シャンパン

 

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スパークリングワインとシャンパンの違いを分かるために「シャンパン」の概要を紹介します。 

シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワインになります。

シャンパンとは外来語の読み方で、正式な読み方は英語読みで「シャンペン」になります。

フランス語読みで「シャンパーニュ」と発音されるのが正しいとされています。

「シャンパーニュ」の呼び方は、フランスのシャンパーニュ委員会も推奨しています。

シャンパン(シャンパーニュ)は、TRIPS協定の地理的表示に指定されています。

シャンパン(シャンパーニュ)は、世界でブランドが保護されています。

アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレで「シャンパン」と定められた物は、フランス共和国シャンパーニュ地方で定められた製法で作られた物です。

フランス共和国シャンパーニュ地方で定められた製法で作られた物のみが「シャンパンの名称」を使うことが出来ます。

定められた製法で作られていなければシャンパンと呼ぶのは違法になります。

 

スパークリングワインとシャンパンの度数

 

スパークリングワインとシャンパンの違いを知ることで、ワインをより楽しめると思います。

スパークリングワインとシャンパンの違いは、アルコール度数の11%になります。

シャンパンは、アルコール度数11%以上になります。

シャンパンのアルコール度数は11~12.5%です。

スパークリングワインはアルコール度数が11%未満になります。