ほうじ茶の効能と番茶との違い。飲むなら朝と夜のどっち?
ほうじ茶には健康サポートの効能があります。
ほうじ茶と番茶の違いを知っていれば、健康生活に役立てられますね。
ほうじ茶の美味しい飲み方を知っていれば美味しいティータイムを過ごせます。
次に、ほうじ茶の効能・ほうじ茶と番茶の違い・ほうじ茶の飲み方などの紹介をします。
ほうじ茶
ほうじ茶は焙じ茶(ほうじちゃ)とも表記する日本の緑茶です。
一般的には茶葉を焙じて飲む緑茶です。
ほうじ茶は、煎茶・番茶・茎茶を炒ったお茶になります。
ほうじ茶とは焙煎(ばいせん)したお茶になります。
ほうじ茶(焙じ茶)には独特の香ばしさがあります。
口当たりがあっさりして飲みやすく苦みや渋みはほとんどありません。
刺激が少なく胃にやさしいお茶なので、食事中のお茶におススメします。
日本各地でほうじ茶を飲む習慣がありますが、ほうじ茶を飲む風習は地方によって違いがあります。
ほうじ茶(焙じ茶)の中には上質な葉の高価なものもありますが、日本茶の中では高級な部類ではありません。
一般的にはお茶の格は玉露や煎茶より下位になります。
お茶の格では、番茶や玄米茶などと同位と考えられています。
ほうじ茶の効能には、低カフェインがあります。
カフェインの摂取が心配な妊婦さんや貧血治療中の人でも安心して飲めるお茶です。
緑茶(玉露)150mlに含まれるカフェイン量は180mgですが、ほうじ茶150mlに含まれるカフェインは10~20mgと少なくなっています。
ほうじ茶にはカテキンが含まれているので殺菌効果が期待できます。
口内環境の改善に役立ちます。
ほうじ茶と番茶の違い
ほうじ茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用や殺菌作用などの効能があります。
低カフェイン飲料なので妊婦さんでも安心して飲めるお茶です。
毎日飲んでいる番茶と焙じ茶はどこが違うのでしょうか。
次に、ほうじ茶と番茶の違いを紹介します。
茶葉の色をみるとほうじ茶は「茶色系」で番茶は「緑色系」です。
お茶の色も、ほうじ茶は茶色系ですが番茶は緑色系になります。
一般的な番茶は、主に新芽が伸びて硬くなった茶葉や秋・初冬に摘んだお茶になります。
地方によって番茶の呼び方が変わるので注意も必要です。
北海道・東北地方では、ほうじ茶を番茶と呼ぶことがあります。
関東地方では、煎茶のことを番茶と呼びます。
関西地方では、煎茶の仕上げ工程で選別された大型の葉を番茶として使っているようです。
ほうじ茶は、煎茶や番茶を強火で焙じたお茶になります。
次に、ほうじ茶の美味しい飲み方を紹介します。
ほうじ茶の美味しい飲み方
ほうじ茶の効能には抗酸化作用や殺菌作用が期待できます。
ほうじ茶と番茶の違いは、一般的には焙じているお茶と焙じていないお茶になります。
ほうじ茶の美味しい飲み方を紹介します。
ほうじ茶は、香ばしい香りとさっぱりとした後口が人気のお茶です。
熱く淹れて香りを楽しんだり、冷たくして清涼感を味わうことができます。
脂っこい食事のあとのお茶におススメです。
ステップ1・急須にほうじ茶を大匙4杯(約10g)入れます。
茶葉がちょっと多いかなと感じるくらいが美味しくなります。
ステップ2・100度の熱湯を急須に入れて約30秒待ちます。
軽く急須を回してしっかり抽出します。
ステップ3・湯呑に注ぐときには“廻し注ぎ”します。
廻し注ぎとは複数の湯呑に数回に分けて注ぐ方法です。
最後の一滴まで注ぎきることがポイントになります。