トウモロコシの栄養価と保存方法。常温、冷蔵、冷凍できる?
トウモロコシの保存方法を知っていれば美味しい旬を楽しめます。
トウモロコシは、イネ科の一年生植物になります。
トウモロコシは米や小麦と並ぶ世界の重要穀物です。
人間の食料や家畜の飼料となるだけでなく、デンプン(コーンスターチ)・油・バイオエタノールの原料としても重要な穀物です。
トウモロコシの他にも呼び名はたくさんあります。
地方により様々な呼び名があり、トウキビ・トーキビ・ナンバ・トウミギなどと呼ばれています。
コーン という呼び名は、北米やオーストラリアなどで呼ばれています。
トウモロコシにはたくさんの種類があります。
食用の品種の「甘味種(スイートコーン))は、茹でる・焼く・蒸すなどの調理方法で食べられています。
「スイートコーン」は直接食べるだけでなく、コーフレークやコーンミールなどの加工食品用の材料もなっています。
「ベビーコーン(ヤングコーン)」は、サラダや煮込み料理などに用いられています。
甘味黄色粒種の「味来(みらい)」は、平均糖度12度の生食可能な品種の先駆けとして知られています。
「サニーショコラ」は、糖度15度以上の生食可能の品種です。
「ゴールドラッシュ」は、実が柔らかい高い糖度の生食可能の品種です。
「ミエルコーン」は、粒の皮が薄い高い糖度の生食可能の品種です。
「ピクニックコーン」は、平均糖度18度以上の生食可能な小振りな品種です。
次に、トウモロコシと常温・冷蔵・冷凍の保存方法の紹介をします。
トウモロコシの栄養
トウモロコシの保存方法を知っていれば、美味しく調理して健康美容に役立てられます。
トウモロコシには、
・タンパク質・ビタミンA(αカロテン・βクリプトキサンチン・βカロテン)
・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・ナイアシン・パントテン酸
・ビオチン・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・カリウム・カルシウム
・マグネシウム・食物繊維他を含んでいます。
トウモロコシは、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれ食物繊維のほとんどが不溶性食物繊維です。
セルロースやリグニンなどの不溶性食物繊維は、整腸作用・便秘改善・腸内の有害物質の排出の働きをします。
トウモロコシを健康美容に役立てませんか。
トウモロコシの常温保存方法
トウモロコシの保存方法には常温保存があります。
トウモロコシは収穫&購入したらスグに加熱してください。
トウモロコシは湯を沸かしてから採りに行けという諺があります。
トウモロコシは収穫すると時間とともに糖分が失われます。
加熱したらスグに食べるのが最も美味しく食べられる方法です。
生の常温保存期間は3~4日です。
時間とともに糖分が失われるのでできるだけ早く加熱して食べてください。
トウモロコシの冷蔵・冷凍保存方法
加熱したトウモロコシの保存方法では冷蔵保存が適しています。
焼いたり・茹でたりしたトウモロコシは熱いうちにラップで包んで粗熱を冷ましてから冷蔵庫の野菜室で保存します。
冷蔵保存期間は2~3日程度です。
冷凍保存すれば長期保存ができます。
トウモロコシを冷凍保存するには、堅めに茹でて個々にラップで包んで粗熱をとります。
粗熱がとれたら水気をふき取って再度個々にラップで包みます。
冷凍したトウモロコシはスープなどに調理すれば美味しく食べられます。