ライムの保存方法と栄養、常温、冷蔵、冷凍で保存できる?
ライムの保存方法を知っていれば美味しいライムをいろいろな料理や飲み物に使えます。
ライムを料理や飲み物に付け合わせると美味しさや香りを引き立てられます。
形はレモンとよく似ていますがレモンとは別のフルーツです。
レモンよりもチョット小ぶりで皮は濃い緑色なのでレモンと見分けるときのポイントになります。
ライムの果肉は薄緑色で、芳香にはリラックス効果があります。
酸味はレモンよりも少なめでさわやかな苦みが特徴です。
料理や飲み物の味を引き締めるのに役立つフルーツです。
ライムには「メキシカンライム」と「タヒチライム」の2種類があります。
スーパーや果物屋さんで見かけるのは大部分が「メキシカンライム」になります。
メキシカンライムは1個50g程度で濃緑色です。
タヒチライムは1個100g程度で黄緑色です。
メキシカンライムは一年中店頭にあります。
次に、ライムの栄養成分や見分け方や保存方法を紹介します。
ライムの栄養成分
ライムの栄養成分にはビタミンC・葉酸・カリウム・リン・カルシウムなどです。
栄養素がバランス良く含有されているライムの保存方法を知っていれば料理つくりや飲み物に役立ちます。
ライムには柑橘類に含まれる酸味成分のクエン酸が豊富に含まれています。
クエン酸はエネルギーを生み出して疲労回復に有効な成分です。
ライムには、ポリフェノールの一種のヘスペリジンという栄養成分も含まれています。
ヘスペリジンはライムの皮などに多く含まれています。
ヘスペリジンには抗酸化作用があるので、活性酸素の発生や酸化力を抑えます。
ヘスペリジンは免疫力アップや動脈硬化やがんの発生を予防にも役立ちます。
豊富に含まれているビタミンCなどの栄養成分はコラーゲン生成で血流を改善できます。
高血圧の予防や、コレステロール値の低下に役立ちますね。
ライムに含まれるリモネンという香気成分には心身のリラックス効果もあります。
ライムの保存方法を知っていれば栄養成分を美味しく摂取できます。
ライムの見分け方
美味しいライムの見分け方を知っていれば料理や飲み物つくりに役立ちます。
ライムを選ぶときにはグリーン色が濃く、色むらのないものを見つけるのがポイントです。
ライムはミカンなどの柑橘類と同じく樹上で熟すると黄色になります。
香辛食材としてのライムの場合は酸味が強い状態がよいので濃いグリーンの時期に収穫します。
スーパーや果物店でライムを選ぶときには、濃緑で果皮が滑らかでツヤと張りがあり重量感のあるものをえらびましょう。
手に持った時に軽さを感じるのは中がぱさぱさして水分が抜けている状態なので避けてください。
輸入物のライムにはカビ予防で農薬が使われています。
ピール(皮)を料理や飲み物に使いたい場合は出来るだけ国産ライムを使いましょう。
ベストは国産無農薬ライムですが、無農薬でなくても輸入ライムよりは安心できます。
ライムの保存方法
ライムの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存があります。
ライムは酸味が強いので常温保存でも賞味期限は一週間程度あります。
常温保存をするときには直射日光が当たらない冷暗所にしてください。
マンションや冷暗所がない家屋であれば冷蔵庫の野菜室が冷暗所の代わりになります。
冷蔵庫の野菜室は一定の低温状態がキープできるので冷暗所よりも長期に保存できます。
ラップやポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存すれば数週間は賞味期限を延長できることもあります。
ライムが沢山あるときには絞って果汁にすれば冷凍保存ができます。
レモンティーやカクテルに使用するのであればスライスしてラップで挟んで冷凍すれば長期保存して美味しく利用できます。