納豆と卵は食べ合わせが悪いって本当?良い食べ方は?

卵&納豆ごはんは美味しいですね。

卵と納豆は食べ合わせが悪いという人もいますが本当でしょうか?

卵と納豆は昔から日本人に親しまれている食品です。

納豆に卵を入れてかき混ぜて、少しのネギなどの薬味をいれます。

卵納豆をアツアツのご飯にかけて食べると、日本人に生まれてよかったー!と思う人も多いのではないでしょうか。

完全食品といわれる卵(鶏卵)の中身の重量比は卵黄が35%・卵白が60%でその他5%といわれています。

良質なタンパク質やアミノ酸類・ビタミン類などの栄養素がバランスよく含まれています。

昔は卵が貴重だったので、滋養強壮や虚弱体質や病み上がりの人の間で食べられていたようです。

卵にはアミノ酸のメチオニンが豊富に含まれています。

メチオニンにはコレステロールを抑えて肝機能を強化する働きがあります。

卵黄にはタンパク質・脂質など多くの栄養成分が含まれています。

卵白のほとんどの成分はタンパク質になります。

卵白に含まれている必須アミノ酸はパーフェクトだとされています。

卵にはコレステロールが多いので食べない方が良いなどの説もありました。

卵黄にはコレステロールを減らすレシチンが含まれています。

最近では、コレステロールのことを気にしすぎる必要はないとされています。

納豆も栄養成分豊富な食品です。

納豆に含まれる栄養成分は、乳酸菌・タンパク質・アミノ酸類・ビタミン類などです。

納豆には、筋肉増強・免疫力アップ・新陳代謝促進・脳の活性化・脂肪燃焼などの働きがあるといわれています。

納豆はアンチエイジング効果があるので、女性や高齢者には欠かせない食品です。

安価で美味しい卵と納豆は食事には欠かせませんね。

卵と納豆は食べ合わせが悪いという説がありますが本当でしょうか。

 

次に、卵と納豆の食べ合わせが悪いという説について紹介します。

 

卵白と納豆

 

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卵と納豆は食べ合わせが悪いという考えの理由は、卵白に含まれているアビジンと納豆に含まれているビオチンとの相性のようです。

ビタミンの一種のビオチンが納豆に含まれています。

ビオチンにはアレルギー反応が起きたときに、体の中のヒスタミンを外に排出する働きがあります。

このような働きはアトピー性皮膚炎などの改善をサポートします。

卵白に含まれるアビジンにはビオチンの吸収を阻害する働きがあると言われています。

以上から、納豆の有効成分のビオチンを卵白に含まれているアビジンが阻害するという考えです。

 

卵納豆かけごはん

 

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卵と納豆との食べ合わせが悪い理由は、卵白のアビジンと納豆のビオチンの関係でした。

美味しい卵納豆を食べたらせっかくの栄養成分を摂れないのでしょうか。

納豆のビオチンの働きを阻害しないで卵納豆ごはんを食べる方法があります。

卵の卵白にはアビジンが含まれていますが卵黄には含まれていません。

卵納豆をつくるときに、卵黄だけ使えばOKです。

納豆に含まれるビオチン成分を阻害しないで卵納豆ごはんを食べたいときには、卵白を取り除いてください。

 

加熱すればOK

 

卵と納豆との食べ合わせが悪いのは卵白と納豆に含まれる栄養成分の相性でした。

生卵と納豆を混ぜて食べたいときには、卵白を除いた卵黄と納豆を混ぜましょう。

卵白に含まれているアビジンは加熱すれば良いそうです。

卵黄と卵白と納豆を合わせて食べたいときには、納豆卵焼きにすればよいのではないでしょうか。