グリチルリチン酸2kに副作用はある?食品、化粧品にも使用

グリチルリチン酸2kは、グリチルリチン酸ジカリウム・グリチルリチン酸二カリウム・グリチルリチン酸K2・グリチノンK2などの名称もあります。

グリチルリチン酸2kは、水によく溶ける白色の粉末です。

グリチルリチン酸に起因する特徴的な甘みがあります。

グリチルリチン酸2kは漢方薬のカンゾウに含まれています。

グリチルリチン酸2kは、医薬品・化粧品・食品に使われています。

化粧品として使われているグリチルリチン酸2kは、石鹸・シャンプー・育毛剤などに含まれています。

食品に使われているグリチルリチン酸2kは、醤油・漬物・水産加工食品などに含まれています。

グリチルリチン酸2kの作用は抗炎症作用や殺菌作用になります。

 

次に、グリチルリチン酸2kの作用や副作用について紹介します。

 

医薬品のグリチルリチン酸2k

 

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グリチルリチン酸2kは甘草から抽出されたグリチルリチンの誘導体になります。

甘草とは、マメ科ウラルカンゾウや類似植物の根を乾燥させたものになります。

甘草は漢方薬に用いる生薬になります。

甘草から抽出したままでは水に溶けにくいので、水に溶けやすくした物質(グリチルリチン酸2k)にしています。

甘味成分サポニンが含まれているので、薬の苦みを消す甘未材料としても用いられています。

医薬品として使われているグリチルリチン酸2kには抗炎症作用や殺菌作用があるので、慢性肝炎・抗アレルギー薬・風邪薬などに使われています。

 

化粧品のグリチルリチン酸2k

 

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グリチルリチン酸2kは化粧品にも使われています。

グリチルリチン酸2kはニキビケア化粧品やニキビ肌用の化粧品にも使われています。

抗炎症作用や殺菌作用を含むグリチルリチン酸2kを配合したニキビケア化粧品は、ニキビを治療するための化粧品ではありません。

ニキビ治療をするのであれば、皮膚科の医師に処方された薬を使うのが適切です。

グリチルリチン酸2k配合のニキビケア化粧品やニキビ肌用化粧品は、メイクでニキビを悪化させないように考えてつくられたコスメです。

 

グリチルリチン酸2kの副作用

 

グリチルリチン酸2kには副作用もあります。

グリチルリチン酸2kの摂取量が1日量40mgを超えると、偽アルドステロン症を発症する可能性があります。

偽アルドステロン症とは、アルドステロンが過剰に分泌されているような症状になります。

副腎より分泌されるホルモン(アルドステロン)が過剰に分泌されていないにも、過剰に分泌されているかのような症状をしめすことです。

グリチルリチン酸2kは美白化粧品にも配合してあります。

グリチルリチン酸2kの副作用ではありませんが美白効果はありません。

グリチルリチン酸2kにある作用は抗炎症や殺菌作用になります。