生卵の保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
卵の保存方法を知っていると美味しい卵料理を楽しめます。
卵は栄養成分がバランスよく含まれている優良食品だといわれています。
卵に含まれている栄養成分は、
・タンパク質・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・マンガン
・リン・鉄・銅・亜鉛・ヨウ素・セレン・飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・コレステロール
・ビタミンA(レチノール)・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6
・ビタミンB12・葉酸・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・ビタミンD
・ビタミンE・ビタミンKなどになります。
バランスよい栄養成分が含まれている卵には、アンチエイジング・免疫力向上・成長促進・筋肉強化・体力向上・代謝活動の促進・疲労回復などの効能があります。
卵にはコレステロールが多いので1日1個以上は食べない方がよいという説もあります。
コレステロールは体内でも合成されています。
体内では食物から摂取したコレステロールと体内で合成されたコレステロールを調整しています。
コレステロールは、細胞膜つくりや脂肪の消化に必要な胆汁酸の材料になる栄養素です。
コレステロール不足になると、免疫力低下や血管が破裂するリスクが高まります。
日本人は卵が大好きな国民で、1人当たりの卵消費量は約1日1個だそうです。
次に、卵の常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
卵の保存方法
卵の保存方法には常温・冷蔵・冷凍保存方法が考えられます。
卵は常温保存できます。
常温保存をするときには、直射日光が当たらない風通しが良い冷暗所にします。
高温の場所で常温保存するとサルモネラ菌が増殖するリスクがあるので注意が必要です。
常温での卵の賞味期限の目安を紹介します。
・冬季などの気温が低い期間(10℃前後)であれば最長2ヶ月程度まで
・気温が23℃前後の春季や秋季であれば最長3週間程度まで
・気温が28℃前後の初夏だと最長2週間程度まで保存できるようです。
食品衛生法では卵の保存環境は気温10℃以下とされています。
卵の冷蔵保存方法
卵の保存方法には冷蔵保存をおススメします。
気温によって卵の常温保存期間には差がありますが、スーパーマーケットでパック売りされている卵の賞味期限は年間を通して2週間となっていることが多いようです。
生卵を“卵かけごはん”などで食べたいときには、常温保存ではなく冷蔵保存をおススメします。
卵の保存環境は10℃以下が望ましいと食品衛生法では定められています。
気温が高い夏季に購入したら、常温で放置しないで冷蔵庫に保存しましょう。
冷蔵保存した卵の賞味期限は約2ヶ月間あります。
生卵で食べたいときには冷蔵保存しても2週間程度までが限度になるようです。
卵の冷凍保存方法
卵の保存方法には冷凍保存もあります。
卵は冷蔵保存でも長期間保存できるので、冷凍保存する場合は特殊なケースになると思います。
冷凍保存をおススメできない理由は、冷凍保存した卵を解凍すると卵黄がネットリになるからです。
卵が割れた・卵の殻にひびが入った・古くなった場合は冷凍保存をおススメします。
冷凍保存した卵の賞味期限は約1ヶ月になります。