パセリの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
パセリの保存方法を知っていれば美味しい料理を楽しめます。
パセリはセリ科の2年草の食用にされる野菜です。
パセリの和名はオランダゼリだそうです。
食用野菜としてのパセリは、品種改良された葉が縮れているものが多く使われています。
日本では、パセリの葉を料理の付け合わせや飾りとして使われることが多いようです。
そのまま食用とする他、香りづけ・におい消しにも使われています。
パセリは精油成分を多く含むハーブとしても知られています。
パセリにはアピオールを多く含むため、過剰摂取や精油を摂取することは危険とされています。
特に妊娠中・授乳中の女性は避けるべき野菜とされています。
ドイツでは腎臓結石の治療薬として承認されているようです。
パセリに含まれている栄養成分は、ビタミンC・カロチン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンK・鉄分などです。
鉄分を多く含んでいるため貧血の人におススメの野菜です。
パセリには、食中毒を防ぐ成分や口臭改善が期待できる精油成分のピネン、アピオール成分も含まれています。
多く含まれるビタミンKには、血液を凝固される働きがあるので出血した時に役立ちます。
他に、食欲増進、疲労回復、発汗、利尿、保湿効果があるとされています。
次に、パセリの常温・冷蔵・冷凍保存方法の紹介をします。
パセリの常温保存方法
パセリの保存方法には常温保存もできますが、鮮度が落ちやすい野菜なので早めに食べてください。
パセリに適した保存温度は摂氏0℃前後です。
気温が低い時期であれば常温保存もできますが、採取&購入した日に食べるようにしてください。
気温が低い季節なら常温保存も可能です。
常温保存する場所は、直射日光が当たらない風通しの良い冷暗所になります。
パセリの冷蔵保存方法
パセリの保存方法では冷蔵保存が適しています。
新聞紙やキッチンペーパーにパセリを包んでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
長期の冷蔵保存をする時には、水を入れたコップにパセリの茎を浸けて野菜室で保存します。
コップの水の量は、茎が沈む程度の量になります。
パセリの茎を浸けたコップの水は定期的に交換します。
水交換は2~3日に1回です。
2~3日に1度、水にさす根元を少しだけ切ると長持ちします。
冷蔵保存した場合の保存期間(賞味期限)は1~2週間程度になります。
パセリの冷凍保存方法
パセリの保存方法には冷凍保存があります。
冷凍保存をする前に、パセリを洗ってからしっかり水気を取ります。
フリーザーバッグにそのままパセリを入れて冷凍します。
凍ったら袋の上から手で粉々にします。
粉々にしたパセリは、そのまま袋に入れて保存してください。
冷凍保存の保存期間(賞味期限)は約1ヶ月程度だとされています。