イタドリの旬な時期、栄養、食べ方、保存方法、あく抜き方法

イタドリは、タデ科・ソバカズラ属の山菜です。

イタドリ呼び方には「スカンポ」や「サシボ」・「ゴンパチ」などもあります。

イタドリは春の山菜です。

タケノコやアスパラガスのような感じで春になると若い茎伸びてきます。

イタドリは北海道西部以南の日本中各地の野山に自生しています。

繁殖力が旺盛の山菜で、定着すると他の草木を締めだしてしまうほどです。

イタドリは、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されています。

イタドリの根茎部分を天日乾燥させたものは「虎杖(コジョウ)」・「虎杖根(こじょうこん)」と呼ばれています。

「虎杖根(こじょうこん)」は便秘薬として古くから民間療法に用いられてきました。

イタドリの若い葉の止血作用・鎮痛作用は、民間療法で用いられてきました。

「イタドリ」の名前は“痛みを取る作用”から付けられたと考えられています。

 

次に、イタドリの旬・イタドリの栄養・イタドリのアク抜きと食べ方・イタドリの選び方と保存方法の紹介をします。

 

イタドリの旬

 

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春の山菜のイタドリの若い葉は赤く若い茎はアスパラガスのような形をしています。

茎の中は竹のように中空で節があり、表皮には赤い斑点があります。

イタドリは、生のままでも食べられますが強い酸味があります。

強い酸味は、多くのリンゴ酸・酒石酸・クエン酸などの有機酸が含まれているからです。

イタドリにはシュウ酸が含まれているのでアク抜きが必要です。

イタドリは繁殖力旺盛な山菜なので栽培はされていないと考えられます。

日本全国でみられる山菜ですが、高知県では春の山菜として広く親しまれています。

毎年春になると野菜の直売所などに並びます。

イタドリの旬は春季の4~5月になります。

若い茎が出始めるのは桜が咲いた後なのでタケノコと同じ頃を収穫時期と考えれば良いのではないでしょうか。

次に、イタドリの栄養・イタドリのアク抜きと食べ方・イタドリの選び方と保存方法の紹介をします。

 

イタドリの栄養

 

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イタドリの旬は春季の4~5月になります。

イタドリに含まれている栄養は、ビタミン類・ミネラル類と食物繊維になります。

乾燥させた根の「虎杖(コジョウ)」・「虎杖根(コジョウコン)」には利尿効果があります。

膀胱炎・膀胱結石・月経不順・閉経などを改善する民間薬として使われていました。

イタドリの食べ方ではアク抜きがポイントになります。

シッカリとアク抜きすれば酸味も抜けてクセの無い味になります。

上手にアク抜きすれば歯触りを楽しめます。

イタドリを使った料理には、味噌汁などの汁物・煮物・炒め物などがあります。

次に、イタドリの選び方や保存方法を紹介します。

 

イタドリの選び方と保存方法

 

イタドリの旬は4~5月になります。

イタドリに含まれる栄養成分を美味しく摂取するにはアク抜きが大切です。

イタドリの食べ方には、汁物・炒め物・煮物があります。

イタドリの選び方では大きくなりすぎていないのをおススメします。

茎がふっくらと太くて、節と節の間が短いものが柔らかくて美味しいですね。

指で折り曲げてポンと折れるところから上を収穫します。

イタドリの保存方法は冷蔵庫の野菜室に冷蔵保存するのが適切です。

収穫したらスグに下茹でしてアク抜きをします。

下茹でしたイタドリは、塩漬け・酢漬けにすれば保存できます。