トマトの保存方法。常温、冷蔵、冷凍はできる?
トマトの保存方法を知っていれば美味しいトマト料理を楽しめます。
トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルー、エクアドル)原産のナス科ナス属の緑黄色野菜になります。
日本では、トマトのことを唐柿(とうし)・赤茄子(あかなす)・蕃茄(ばんか)・小金瓜(こがねうり)・珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)などと呼ぶ地域もあったようです。
トマトを色で分類すると、ピンク系・赤系・緑系に大別されます。
ピンク系トマトの果実はピンク色・赤系トマトの果実は濃い赤やオレンジ色になっています。
日本ではピンク系トマトが多く市場にでています。
一般的には、赤系トマトは加工用として使われています。
近年は、赤系トマトのリコピン量が注目されています。
リコピンには抗酸化作用があります。
トマトには豊富なビタミン類やミネラル類が含まれています。
ビタミン類では、ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB6・ビタミンP・ビタミンHなどがあります。
ミネラル類ではセレン・鉄・カリウム・カルシウム・などがあります。
水溶性の食物繊維・クエン酸・リンゴ酸・アミノ酸・ペクチン・リコピンなどの栄養成分が含まれています。
トマトを使った料理をおススメしたいのは、
・胃腸の調子の改善・疲れやすい・風邪が多い・インフルエンザ予防
・アンチエイジング・生活習慣病改善・シミ・乾燥・肌荒れ・シミなどが気になる人です。
次に、トマトの常温・冷蔵・冷凍保存方法を紹介します。
トマトの保存方法
トマトの保存方法には常温保存・冷蔵保存・冷凍保存などがあります。
トマトが青い場合は常温保存をして追熟できます。
追熟とは収穫後のトマトが食べごろになるまで熟すことです。
常温保存する場合は直射日光を避けた風通しの良い冷暗所を選びます。
常温保存する時にはヘタを下にします。
常温保存で追熟させたら冷蔵庫の野菜室で保存してください。
トマトの常温保存での適温は、追熟させるときには10~15℃になります。
熟したら8~10℃になります。
一般的に常温保存でOKなのは冬季です。
夏季は冷蔵庫の野菜室での保存をおススメします。
トマトの冷蔵保存方法
トマトの保存方法には冷蔵保存があります。
冷蔵庫で冷蔵保存する場合は野菜室に保存します。
野菜室にヘタを下にして保存してください。
冷蔵庫の野菜室に入れるときに、ポリ袋などに入れて密封して保存してください。
密封したポリ袋に入れなければ、トマトからでるエチレンガスが他の野菜を傷めます。
トマトを冷蔵保存した場合の保存期間(賞味期限)は1~2週間になります。
トマトの冷蔵保存方法
トマトの保存方法には冷蔵保存があります。
トマトの冷凍保存方法する場合は、ヘタをとってジップ付きの冷凍保存用の袋に入れます。
冷凍保存したトマトは解凍するとビチャビチャになります。
冷凍保存したトマトは、トマトソースつくりやサラダ用になります。
冷凍保存したトマトの賞味期限は2ヶ月程度になります。