山芋のカロリーと効能。加熱しても栄養効果はかわらない?

ヤマノイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草になります。

ヤマイモは日本原産で粘性が非常に高いイモ類です。

ヤマイモの漢字表記は「山芋」です。

天然ものの山芋は、自然生(ジネンジョウ)・自然薯(ジネンジョ)と呼ばれています。

山芋は、古くは「薯蕷」と書いてヤマノイモと読んだようです。

山芋は、北海道南西部から本州・四国・九州に分布しています。

雌雄異株のつる植物で、細長いハート形の葉が特徴です。

地下には1本の芋があります。

山芋は地下深くへとまっすぐに伸びています。

山芋は赤土土壌で採れたものが美味しく風味がよいとされています。

里山の林道沿いや河川沿いの土手のやや湿った土壌に自生しています。

鬱蒼とした林の中や高山には分布していません。

山芋は野生の植物であったので、昔は山へ行って掘って取るのが普通でした。

現在では畑で栽培されています。

収穫しやすいように、長いパイプや波板シートを使って栽培されています。

八百屋さんやスーパーなどに流通しているのは栽培された山芋が多いようです。

天然ものの自然生(ジネンジョウ)・自然薯(ジネンジョ)を購入できる機会はあまりありません。

 

次に、山芋のカロリー・効能や山芋の栄養成分や加熱した場合の栄養価などを紹介します。

 

山芋のカロリー

 

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山芋は低カロリーで効果・効能が期待できる栄養成分が含まれています。

山芋の栄養成分は加熱調理しても壊れないでしょうか。

100g当たりの水煮の長芋・山芋のカロリーは59カロリーです。

・蒸しサツマイモは131カロリー

・水煮里芋は59カロリー

・蒸しジャガイモは84カロリーです。

山芋は、長芋・里芋と同じで59カロリー/100gなので、蒸しサツマイモ131カロリー/100g・蒸しジャガイモ84カロリー/100gと比べると低カロリーになっています。

 

山芋の栄養成分と効果・効能

 

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山芋のカロリーは100g当たり59カロリーです。

栄養成分が豊富なので効果・効能を期待できます。

美味しい山芋料理を食べて栄養成分を効率よく摂取しませんか。

山芋は加熱に弱いイモ類なので注意して調理しましょう。

山芋の栄養成分は、炭水化物・脂肪・タンパク質・チアミン(ビタミンB1)

・リボフラビン(ビタミンB2)・ナイアシン(ビタミンB3)

・パントテン酸 (ビタミンB5)・ビタミンB6・葉酸(ビタミンB9)

・ビタミンC・ビタミンE・ミネラル類・水溶性食物繊維・不溶性食物繊維などになります。

山芋の効果・効能には、消化促進・新陳代謝アップ・免疫機能アップ・生活習慣病予防などがあります。

 

山芋の加熱調理

 

山芋はイモ類の中では低カロリーです。

山芋の効果・効能には、消化促進・新陳代謝アップ・免疫機能アップ・生活習慣病予防などがあります。

山芋の豊富な栄養成分を摂取するには加熱調理はおススメできません。

山芋と長芋は似ていますが、山芋は過熱に弱く、長芋は過熱に強いのが特徴です。

山芋は過熱に弱いので、熱いだし汁と混ぜるのは厳禁です。

だし汁と混ぜるときには人肌まで冷ましてから混ぜてください。

山芋には酵素をたくさん含んでいるので、疲労回復・美容・アンチエイジングに役立ちます。