「小寒」「大寒」の意味と食べ物。2018年はいつ?

小寒(しょうかん)や大寒の言葉は知っていても意味を知っている人は少ないようです。

小寒や大寒には、七草や旬の野菜や魚介類などの美味しい食べ物もあります。

小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23になります。

旧暦の11月後半から12月前半の十二月節です。

小寒には期間としての意味もあります。

前の節気の冬至の後日から次の節気の大寒前日までが小寒になります。

2018年の小寒は1月5日からになります。

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24になります。

旧暦の12月内の十二月節です。

大寒には期間としての意味もあります。

前の節気の小寒の後日から次の節気の立春前日までが大寒になります。

2018年の大寒は1月20日からになります。

 

次に、小寒・大寒の意味や小寒・大寒の時期や食べ物などの紹介をします。

 

小寒と大寒の季節

 

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小寒の季節は、暦の上でも寒さが最も厳しくなる時期の前半になります。

小寒の日から立春の前日の節分までを「寒(かん)」といいます。

寒中や寒の内とも呼ばれます。小寒の日を「寒の入り」ともいいます。

一般的には小寒の日から寒中見舞いを出し始めるようです。

大寒は寒さが最も厳しくなる時期になります。

現在の気象では、1月26日~2月4日位が最も寒い時期のようです。

寒(小寒 – 立春前日)の中日で一年で最も寒い時期が大寒です。

大寒の時期には、精神修養の意味も含めて武道の寒稽古などの行事が行われています。

昔から、大寒の朝の水は1年間腐らないとされています。

大寒の水を容器に入れて納戸に保管する家庭も多かったようです。

 

小寒・大寒の行事他

 

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小寒になると寒中見舞いを出す人が増えます。

お正月の重箱や漆器の片づけも小寒の時期になります。

小寒の行事には「七草がゆ」がありますね。

大寒の時期に味噌の仕込みを始める家庭も多いようです。

家庭で手作り味噌を作る人は大寒の時期に仕込みを始めます。

小寒や大寒の時期には、各地で武道の寒稽古などの行事が行われます。

耐寒のためのいろいろな行事をテレビニュースで見ていると寒くなりますね。

小寒・大寒の時期には「寒仕込み」が行われます。

凍り豆腐、寒天、酒、味噌などは、寒気を利用した食べ物です。

凍り豆腐、寒天、酒、味噌などを仕込むのに最もよい時期が小寒や大寒とされています。

 

小寒・大寒の食べ物

 

小寒・大寒の時期は、寒さが厳しくなって空気も乾燥します。

風邪やインフルエンザが流行するのも小寒・大寒の時期になります。

小寒・大寒の時期には寒さに負けないように美味しい食べ物を食べませんか。

小寒・大寒の時期の旬の食べ物では、鱈(たら)・牡蠣・ワカサギなどが美味しいですね。

七草や旬の野菜には、せり・なずな・はこべら・すずしろ(大根)・ごぎょう・ほとけのざ・小松菜・水菜などがあります。