腹八分目はどれくらい?おさえるコツとダイエット効果は?
腹八分目は健康アップの食習慣のポイントだと言われます。
腹八分目とはどれくらいをいうのでしょうか。
腹八分目のコツを知っていれば、生活習慣病の予防や健康ボディのキープに役立ちそうです。
バランスが悪い食習慣や運動量が少ない生活習慣は、生活習慣病のリスクを高めると警戒されています。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多いバランスが悪い食習慣は生活習慣病のリスクを高めます。
また、総カロリーに占める糖質が多い食習慣も生活習慣病を高めます。
タンパク質や脂質のカロリーを増やして、糖質のカロリーを減らすことが大切です。
総カロリー中のタンパク質や脂質のカロリーを増やすことが健康寿命を長くするコツになります。
バランスの良い食習慣に改善して生活習慣病のリスクを下げませんか。
総カロリーや摂取カロリーを改善するだけでなく、運動習慣を取り入れた生活習慣にすることで消費カロリーをアップできます。
摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことで健康美人を目指せます。
脳卒中・心臓病・脂質異常症・高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病は、生活の質(QOL)を悪化させます。
腹八分目で総カロリーを減らして、有酸素運動を取り入れた生活習慣にして健康生活を楽しんでください。
次に、腹八分目のコツの紹介をします。
腹八分目
腹八分目のコツを知ることで、健康生活を楽しめるようになります。
江戸時代の学者として有名な貝原益軒がまとめた「養生訓」には、「腹八分目」などの言葉が書かれています。
「養生訓」には、漢方医学書や養生書からの抜粋や自分自身の体験等をもとにした健康生活の知恵が書かれています。
「養生訓」の「飲食の章」には、「腹八分目」だけでなく、「食は控えめでちょうどよい」・「ものたりないくらいがよい」などの食べ過ぎを注意する言葉が書かれています。
科学が発達していない約300年も前から、食生活では「食べ過ぎ」には注意が必要なことが分かっていたようです。
腹八分目は長生きのコツ
腹八分目が長生きのコツであることは、動物実験で分かっています。
腹八分目とは、食物から摂取するカロリーを控えることです。
控えめに食べるエネルギー制限食で寿命がのびる研究は、現在よりも80年ほど前から行われていました。
原生動物・ミジンコ・サクラグモ・ラットなどの動物を使った研究では、通常食よりもエネルギー制限食にした方が平均寿命が1.4~1.9倍延びたという結果が出ています。
摂取カロリーを抑えたエネルギー制限食にすることは、寿命を延ばせるだけでなく生活習慣病や加齢による症状の予防改善に役立つとの研究報告もあります。
近年の研究では、エネルギー制限食が長寿や老化をコントロールする遺伝子と関係しているのではないかと考えられています。
腹八分目のコツ
腹八分目のコツは、ゆっくり食べることです。
ゆっくり食べてよく噛むことで満腹感を感じられるようになります。
だらだら食べやながら食いが腹八分目の食事には最適です。
だらだら食べの時にアルコールを飲んではいけません。
アルコールは満腹中枢を鈍らせます。
アルコールと一緒に食事をすると、食べ過ぎて摂取カロリーオーバーになります。
摂取カロリーを抑制する食べ方には、食べる順序の変更も効果があります。
食べる順序は、汁物・野菜などの食物繊維・肉類のタンパク質・最後にタンパク質がベストです。